XMDF3.0

4月にリリースがあったXMDF3.0無償提供が、本日より開始。
完全個人向けと企業向けがそれぞれ存在するのだが、今回の公開はまず企業向けの様子。
DLにはアカウントが必要とのことなので、「竹の子書房」で申請してみた。
XMDFは将来的に事業として利用するに足るかどうかを検討する」
という名目により。
実を言うと、XMDFの検討は今回が初めてというわけでもなく、1〜2年くらい前から竹書房で出しているXMDF電子書籍のうち、恐怖箱/「極」怖い話/「超」怖い話など担当分についてできるならば自分でやっちゃえば早いじゃん、とか思って調べたことがあった。
が、イニシャルコストが高いわ、ランニングコスト(メンテ費とか)が月30万するとか、1本ずつのライセンス料が1万だとか(多分これは今後も変わらない気がする)、とにかくコストの壁が高すぎて参入できそうになかったので諦めた経緯が。
そのときの感想が「参入障壁がこんなに高いんじゃ、オーサリングする企業が増えない=コンテンツの点数が増えないんでわ?」で、実際PDFやePubとの競争に対抗すべく、オーサリング企業を増やすためにXMDF3は無償化の道を選んだ様子。
個人的には「同人誌的な無償利用」などにもXMDFフォーマットを普及するとか、さらに裾野を拡げないとPDFには勝てない気が。
そしてePubにも勝てない気が。


ともあれ、企業アカが取れるかどうか、まずそこから。