A-RideX

A-bike、のパチものであるところのw今回買った製品は、外箱には「Air-Bike」とか「A-bicycle」と書いてあったのでそれに倣ってきたのだが、英文の添付マニュアルには「A-RideX」と、これまた違う名前ががががが。


A-RideXで検索してみると、「剛性に問題がある」という国民生活センターの指摘があった。

小径タイヤの折りたたみ自転車(A-RideX)の強度不足に注意!(発表情報)_国民生活センター

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20100922_1.html

段差4cmの歩道と車道の間を乗り上げようとしたら、前輪のシャフトが折れて顔から落ちて歯を六本折った人がいるらしい(^^;)
いや、笑い事じゃないんだけど、この手の極小径自転車、しかもチューブレスなタイヤ*1は、タイヤに弾性がまったくないので、凹凸の影響を受けやすく、またサスペンション的な期待は一切持てない。
タイヤの大きさ的にはキックボードのそれと性質・直径、ともに大差ない。
キックボードは今や小学生の定番乗り物*2だけど、アレで段差を越えるのがほぼ不可能だということは、乗るまでもなくわかる話で、乗って転んでみるとさらによくわかる話。
キックボードで4cmの段差を乗り越えられるのは、Xream Sportsをキックボードに期待してる人だけだよねー。(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
4cmの段差を降りることだってままならないんだから!


また、「頑張って漕げば25km/hくらいは出せる」のりものでもあるらしいのだがががが。
この速度についてもかなり疑問があるというか、あの小径で時速25km/h出すには、ゴム張り砂利なしくらいの条件が必要な上に、僅かでも溝を踏めばすぐに転べる怖さだと思う。
かつて、G-Motion(タイヤ径は12インチくらい)で40km/hからの速度で転倒したことがあるんだけど、20km/h越えた速度でも転ぶと相当怖い。
ましてや、極小径は直進性を保持するのが難しいし。


そんなわけで、これはたらたら短距離を走るものであって、決して時速40〜50km/h出して山梨まで一日で往復するとかいう乗り物ではなく、普通の折りたたみ自転車のような何かを期待してはいけない!
と、顔面から転んで歯を6本折った人の訴えと、それに応じて実験した結果どうなったのか写真を見て痛感しましたー。

*1:ソリッドタイヤというらしい

*2:ブームは去っているけど、普通に乗ってる小学生はよく見かけます