修羅場最終日

azuki-glg2005-01-11

2005-01-11 3:25
著者校のデータへの反映を完了。作業はほぼ終わった、といってもいい。
当初予定では、これを完品として納品し、こぼれに関しては印刷所責了のつもりだったが、入稿まで12時間の余力があるので、再校を出すことにする。
と言っても、それほど大きなことはできませんが。
 
編集者にPDFファイルで再校を送った後、自分用に一部出力して初校と付き合わせつつイチから読み直し。ここで、初校の反映漏れ、初校でのチェック漏れを拾う。いわば落ち穂拾いをする。
進行が早く見本がないことが多いコンビニ文庫、その最たるもの(^^;)である現シリーズを手がけるようになってから、ゲラの回数が格段に減った気がするが、本来は「初校」「再校(このあたりで校閲も)」「再々校」「校了」と、4回くらいはチェックする機会を得たいし、校閲も入れたかったりする。が、そんな時間は全然取れない!(^^;)
今回は当初は「著者校一発校了」になる怖れすらあったわけだが、それでも著者校→再校→校了と3回は見る機会ができたわけで、僥倖と言えよう。
 
……やっぱ、神の進行でなくて人の進行をしたいなあ(^^;)
出力後、一度読んでから仮眠。
起きた後、もう一度読んで、ぎりぎりまで直しをした後、最終的なプリプライトデータと予備のPDFファイルを作って、データをCD-Rに焼き、予備として編集部にメールもし、出力見本と一緒に編集部へ現物納品。
そこまでやって、この本はようやく僕の手を離れるのである。
 
 
 
……ところで、同時期に発売のコミックに付ける書き下ろしは、書いておかないとまずいですかね?(^^;)
 
14:30
ギリギリだが再校を読み終わった。
まだ直しがある。
これを全て直してプリプライトデータを急ぎ作る。
 
15:00
プリプライト完了。
出力見本の印刷が終わり次第、入稿に向かう。

15:13
見本出力終了。
いってきます。
 
18:58
ただいま。
無事入稿(データ納品)されました。
明日、色校(青焼き)が出て、それで終了。もう僕の手は離れました。
帰宅がこの時間になったのは、新しいメガネを取りに行っていたり、自分にご褒美を買ってたりしていたため。
以後、平常進行……じゃなかった、次の修羅場(D2)に備えます。