最終コーナー突破

インフルエンザかもー……と怪しまれた体調は、なんとか一日で復活。
今は椅子に座ることもできるように。
ただ、遅れは遅れなんで、取りもどすべく全力作業。
 
さきほどルビ入りゲラが出ました。
再校まではいけそうだけど、再々は無理だな。こりゃ。
 
Eもそうだったけど、あと1週間余裕があれば人海戦術でもう2〜3人にゲラを読んでもらうことができるのだが、原稿UPが校了日の3〜4日前とかいう進行だと、自分、担当編集さん、他、目の届くところの人くらい、しかお願いできない。しかも、「今から3時間で読め!」とか、「朝までに戻せ!」とか、相当無理言ってるし。
自分で書いた原稿を自分で組版して、自分でルビ入れて自分でゲラ出して自分で著者校正……いやま、できんことはないんですが(やってるし)、どうしても原稿チェックの精度が下がって来ちゃう。
だって、

  1. シノプシス(または、取材メモを整理する)を作ってる段階
  2. 原稿を書いてる段階
  3. 推敲してる段階(文章の見直しとかの弾力的訂正)
  4. 編集(表記統一とかの機械的訂正)
  5. 組版(読みながらルビ入れ)
  6. ゲラ(著者校)を自分で読む
  7. 戻ってきた朱字を自分でリッピング
  8. 再校を自分で読む

最低でも8回くらいは自分が書いたものに目を通してるわけで、実際にはさらに多くの回数、もう嫌っちゅうほど読むことになるわけで……
そうなると、どうしても「一度読んだ文章に対するチェックが甘くなる」ため、誤字脱字いわゆる「誤植」が出やすくなる。
原稿書き終わって、組版くらいまではしょうがないとしても、やっぱりゲラ/再校をそれぞれ別の人にできるだけたくさん読んでもらう……という行程を踏まないといかんわけで、そのためいはやはりもっと早く原稿をUPして校了までの時間をたっぷり取らないといかんわけで……(今回のは自業自得)
 
歌って踊って書いてゲラを出せる著者を目指している(わけでは決してない(笑))けど、まだまだ見直すべき行程がいっぱいあるなと反省した次第。
 
しかし、今年に入ってから二カ月連続でキッツイ生活を送ってる気がする。
これが跳ねたら、レギュラーのコラムなんかをまた3本くらい書いて、そいでもうすぐに次ですよ、次。
怪談本を月産してちゃいかんだろ、自分。
 
 
 
 
ともあれ、今は遠くに行きたいなあ……。
とりあえずは、2/11に浅草寺あたりでお祓い。
 
明日(2/8)、弩2は校了予定。