部数
こないだのアレは、禍より多いけど彼岸都市より少ない、かな、というくらいらしい。
ということは、あんまり世の中には出回らないってことだ。
やはり「読むな」「買うな」「手放せ」が効いてるのかもしれない。版元さんには申し訳ない話だが致し方ない。ネットの評などを見ると、「買ったけど読めない人」「買えない人」もいらっしゃると聞く。いや、これはもう致し方ないことなのだが。素直に棚に戻した方もいらしたということなので、竹は部数少なめに刷って正解である(笑)
作者としてはビミョ〜なのだが、災いは最小に留まった、ということにしとくべきか。
リストといい、禍といい、ここんところ少部数が続くなあ(^^;)
こういうのって、旬を外すと後で増刷かかることって滅多にないから、手に入れ損ねるとそれっきり。
クラシックの中では彼岸都市の部数がいちばん少なくて、これは持ってないジャンキーも多いかもしれない。最盛期の初刷の半分くらいしか刷ってないから、ブツがそもそもあんまり出回っておらず、当然ながらBOOKOFFなどでもあまり見かけない。
ときどき「アレは手に入りませんかー」と言われるが、僕の手元にすらあんまりない。勁文社みたいに会社がなくなってからでは、ますますどもならんのであった。