献本発送完了

最近、メモを取るときと献本するときくらいしか手書きで文章を書かないので、ちょっとペンを持つと速攻で腱鞘炎が……_| ̄|○ il||li
ともあれ、お世話になった方々に一筆添えてお礼をさせていただいた、ということで自分の中では一山越えた感じ。
妖弄記でご協力いただいた方には週内に届くのではと思います。
 
匿名でお話を伺った方や、袖触れ合う縁で体験談を「吐き出して」行かれる方、献本を頑なに拒まれる方もいらっしゃる。中にはメアド変わっちゃって、連絡が付かなくなる人、亡くなってしまう人なんかも極稀にいる。
献本させていただいた上に2〜3冊お買いあげいただく方もいる(笑)一方で、体験談を「吐き捨てた」人などのリアクションでは、「せっかく縁が切れた話を、もう一度俺の前にぶら下げるのは勘弁してくれ!」と、いうものもある。
このあたり、献本に対する考え方は人それぞれのようだ。
 
数年来の習慣として、献本させていただく本にはお礼の手紙とプラスαの一筆を添えて送ることにしているのだが、送るときはやっぱり郵便の書籍小包が安くて(笑)いい。先日、ローソンから宅配便で出したら、本の売価の2倍の送料がかかったことが(つД`)
人数が莫大になったら(数百人とか)ちょっと自分で全部の送本をするというのはしんどいかもしれないが、時間的に可能な限りは「一筆添えて自分で送る」という習慣を続けられたらいいなあと思う。まあ、それほど長期にわたって本を出し続けられれば、の話(^^;)
 
ちなみに、「サイン本」をお送りすると「うわあ、こりゃ価値が出るなあ。高く売れるぞう☆」と喜んで下さる方がいるのだが(笑)、残念ながら署名本というのは「傷物」扱いになるのだそうで(署名というのは、染みや汚れと同じ扱いなんですな)、ブコフに持って行っても二束三文以下の値段しか付かないと思われ。お送りする相手の名前が入るし(^^;)
このへんは骨董の世界でも同じらしく(古書というのは骨董と同じ扱いらしいですね)、作者による署名が必ずしも高値になるというものではないらしい。「伝来の箱書き」みたいなものの場合でも、ツボそのものに受け取り主の名前が書いてあるのとは違うわけで。
確かに発行部数があんまり多くない本ばかり出しているので、「数が少なくて稀覯」とお考えいただけるケースもあるかもしれないが、将来価値が出る保証なんかどこにもないのだし(^^;)