間取り相談室

新刊のネット上での書評をびくびくしながらクルーズ中、「間取りの手帖」の続刊「間取り相談室」が出ていることを知る。
不動産屋の広告チラシに載っている「間取り図」というものがあるが、著者が発掘したツッコミどころ満載の謎物件(間取り図)に、絶妙なタイトルとコメントを付けた前作の第2巻ということらしい。
100pで1000円となかなかお安くない本ではあるのだが、話のタネとしてはずせない。
 
我が家はクラリスが幽閉されていそうな狭小細長(縦に)物件なのだが、世の中には煮詰まってしまった設計士がたくさんいるようで、その物件が建てられてしまった背後関係を想像するだけで笑いが堪えきれなくなる。
たぶん今回も「名作」ではないかもしれないが、間違いなく「良書」であろう、と期待して購入。