お中元

お中元をもらうことってあんまりない。
なのでお返しを贈ることもあんまりない。
これは、僕の社会的地位の低さ(笑)によるものと思う。
最近は文庫を書いたりしているせいか、出版社から頂き物をすることがぽつぽつ増えた。
 
という生臭い話はさておき、お中元(冬ならお歳暮)と言えば、「ロースハム」「ビール」「カルピス(もちろん瓶)」「ジュース詰め合わせ」「サラダオイル」「タオル」「水ようかんとゼリーのセット」「高級クッキー」「おかき」……とこんなところだろうか。
 
6月末にそういうお中元の詰め合わせセット……の食玩が出るらしい。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091117534249.html
 
ぐわっ! 欲しい!(笑)
知らせてきた奴、ヌッコロス! 呪い掛けられた!(笑)
いや、お中元で誰かが僕にくれってことではない(^^;) 多分自分で買う。これは。
食玩もそろそろ飽きてきたかなー、と思ってたところにコレ。
ううーん、買ったからだからどうしたって感じではあるんだけど、これはやっぱ見たいなあ。
 
僕の地元、踏切の近くにそういう「趣味の工芸」の店がある。
最近なら珍しくなくなった、こうした「ドールハウスに使うような食品見本の超ミニチュア」を、手作りで作っているところで、商店街に買い物に出たついでに穴の空くほど職人芸のミニチュアを堪能する。
量産されたミニチュアの精巧さにも驚くが、完全手作り工芸品のミニチュアのリアルさにも驚かされる。
ドールハウス趣味というとNゲージと並んで欧米系のホビーというイメージが強いが、「ミニ工芸品」というのは職人の手慰みとして江戸時代には日本にも存在したものらしい。(大部分は子供のオモチャという扱いのため、現存している当時のものは極少ないようだが)
つくづく日本人の箱庭好きを痛感させられる。