バイクについて

所謂ひとつのチラシの裏
FZR250 2KRのリアシート。
「乗ると水が染み出してきておしっこ漏らしたみたいな跡が付く」
と、すこぶる評判が悪い。
これはリアシートの一部がすり切れたりして破れ、そこから水が染みこんでいるせいなんだけど、このリアシート、内側に樹脂の「台」の部分があり、そこに染みこんだ水が溜まっているらしい。外して振ってみたらシートの中からちゃぽんちゃぽんと音がする。問題である。
何しろFZR250 2KRもずいぶん古いバイクなわけで、86〜88年頃に作られた。エンジンは1HXから3HXまであったと思うが、これの年式は1HXとなっているのと、まだ250ccなのに45psあったことから見て、初期型と思われる。(最初期は白/青だったはずだから、それよりは後か)弟から譲って貰ってからもう5〜6年乗ってる。8900kmでもらって、今25000kmくらい。年数の割にあまり距離は乗ってない。
当然、すでに絶版車になっているわけで、純正部品を正規の値段で買ったら、それはもう凄い値段になる。(カウルだけで3〜4万なんてザラだ)
前に山梨で単独自爆したときに右側のフロントウィンカーを割っちゃって、その足で懇意にしていたバイク屋に持ち込んだら「たまたまデッドストックがあったから」という幸運でウィンカーを付けて貰ったのだが、そのウィンカーは青だった。僕のFZRは黒/銀。そんなわけで、今も右ウィンカーは青のままで、ロイエンタールみたいなちぐはぐさになっているのだが、結構気に入っている。
3年ほど前に免許取り立ての家人が乗っていて駐車するときにひっくり返し、落合南長崎マクドの前の電柱だか植え込みに倒れて、フロントアッパーカウルのスクリーンをブチ割った。走るのに支障がないから、という理由でガムテープで補修して、そのまま乗っている。
カウルは実はあちこち割れている。アンダーカウルなんか、もうぶら下がってるような状態。でも、あれって買い換えると片側だけで2〜3万もする。高い。外しちゃおうかと思ったが、エアインテークのダクトを固定するところがなくなっちゃうので、結局ここもガムテープで補修して乗っている。
レース中に転倒したバイク(や、車)をガムテープで補修してそのまま乗ったりしているのは、見た目には痛々しいけど、かっこよさも感じたりする。
僕のFZRはただただビンボ臭い(^^;)
 
FZRのリアシートはあんまりだろう、ということで、デッドストックを探してみた。
傷のないシートはそろそろ稀少品。
手に入ればよし、入らなかったら自分で皮剥いで貼り直し。
その前に、フロントブレーキが固くなってきた。
ワイヤーが錆びてるのかフルードが抜けてるのか。
ガレージのない青空駐車では、レーサーレプリカはいじれるところは少ない。
また、バイク屋に送らなければ。
 
家人のZealのリアシートも、色々あって僕が穴を開けてしまった(主にG-Motion運搬の余波)ので、弁償しなければならない。
ところが、ZealのシートというのはFZR以上に出物が少ない。そりゃそうだ。レーサーレプリカブーム花盛りの時代に3年間も生産されたFZRと、早すぎたコンセプトバイク(^^;)と呼ばれ結構な不人気車だったZealとでは生産台数が全然違う。
気長に探すか、諦めて稀少な純正在庫を注文するか、貼り直すかだ。
その前に、Zealは電気系統の修理が必要。
フロント・リアともにブレーキ踏んでもブレーキランプが付いていない状態が続く。
まだ直してない。
また、バイク屋に送らなければ。
 
順番にね。