どうでしょう祭 三日目

この日は朝から晴天。
初日が雨、二日目が曇り空だったが、三日目にしてようやく晴れ。
まるで1/6の夢旅人の歌詞のよう。(これは樋口了一も言ってた)
祭最終日となるので、今日は朝からスタジアムに陣取って見続けることにした。
ここまでで、「スタジアム内では飯がシンドイ」ということを悟った我々は、昨夜の小樽からの帰路に「食糧」を仕入れておくことにした*1。この食糧持ち込み作戦は奏功し、ひもじさに打ち勝つことができた。
この日、大いに悩んだのは「カッパ」である。
何しろ暖かい。というか暑いくらいの陽気。天気はめちゃくちゃ良さそう。
初日、途中なんとか苦心惨憺して入手したレインコートがあったが、今日はその使い途はなさそう。
ということで雨具は不要そうだったのだが、「念のためね」とバッグに入れておいた。
実際、日中は猛烈に暑く、日射しで顔が(片側だけ)赤く焼けるほど。あまりの暑さにシャツ一枚になるほど涼しかった。今回は長袖Tシャツをインナーに、同じく長袖襟付きシャツをジャケ代わりに、一応フリースも持ってきたけどそれは部屋に残し、一番上は迷彩のコート(それもインナーを外してアウターだけにしたもの)を持っていった。はっきり言って、「警戒しすぎた」と笑うほど暑かったのだ。
……日中は。
 
11:00頃からD陣の「今日の生日記」が始まる。40分ほど喋ったところで、どうでミー賞受賞作の上映の続き。
 
14:00からトークショー昼の部。
スタジアムの入場口から、なまはげ大泉洋)、着ぐるみonちゃんヤスケン)、タコ星人(ミスター)が、踊りながらパレードで入場してくる。座ってた座席のすぐ脇で、三人との距離は1m。眼福眼福。
このパレードは二日目(僕らがHTBを冷やかしていた頃)もやったのだそうで、二日目のパレードはステージ直近からだったのを、三日目はスタジアム座席あたりからになったのだそう。
トークショー昼の部のネタは、最新作の先行上映((ジャングル・リベンジの後枠で予告されていた1年振りの新作。北海道内では11月から放映開始。道外ではまったく未定(つД`)))。実は、二日目に第一夜のみ上映していたのだそう。三日目は、第一夜+第二夜を連続上映。うはー、そうきたかっ! と絶句。さすがだ、どうでしょう。
 
この後、新作の第三夜の後枠を、ステージ場で撮った。
ステージ側から客席側を「背景」にカメラを向け、青タイツ・茶タイツ・黄タイツさんが登場。
 
17:30からミニライブ。
この辺りから陽が落ちて、相当寒くなってくる。
この日は良く晴れて、満月に近い月なんかもよく見えちゃったりなんかして……ようするに、放射冷却って奴で、前日前々日よりも寒い!
日中の気温(体感温度)は20度近かったようだが、陽が落ちてからは10度以下になっていたと思われる。寒暖差10度。
万が一に備えて持っていったレインコートをコートのインナー代わりに着込む。それでも寒いが、かなりマシになった。
 
その後、18:00から最後のトークショー夜の部。
ここではどうでミー賞 名台詞部門・ミスター名駄洒落部門の発表が。
名台詞部門第1位は、
「奥さん、知ってるでしょう? 大泉洋でございます。おい、パイ食わねぇか」
であった。しかも、その台詞を、「知ってるでしょう〜」のあたりから、15000人(最終日)の観客全員が声を揃えて合唱(暗唱)する。練習も示し合わせもなし。バカは凄いぞ。これにはむしろ出演者側が度肝を抜かれていた模様。ニヤリ。
ミスターは名台詞部門は授賞なし。名駄洒落部門は全てミスターの駄洒落<当たり前だw
 
この後、樋口了一ライブ。三日間、ずっとやっていた。
最後の曲は「1/6の夢旅人 2002」なのだが、これを観客全員が熱唱。
 
その後、閉会式。
聖火消灯(もちろん、ミスターが虎のカッコで)。
そして、どうでしょうからバカたちへ、プレゼント。
三日間、ずっと続けてきたっていう、花火。
特大の花火が何発も何発も上がって、その都度大きな歓声が上がっていた。
 
そして――
4人それぞれから挨拶。
要するに「僕らは一生どうでしょうします」ということなのだった。
 
4人退場の後、エンディングテーマ「1/6の夢旅人 2002」が流れる。
本当はこの曲を流しながら客出しの予定だったと思うのだが、観客が曲を合唱し続けるために客出しできず。一曲歌い終わるまで待って、祭りはようやく終わりを迎える。
 
 
 
またしてもへとへとになってホテルへ戻る。
今夜はホテル1階の居酒屋で軽く晩飯を済ますことに。
そこへrodanさんから「ちょっとお渡しするものが」と連絡。
なんだろー?と出てみると、「お土産です」と、わざわざホテルのロビーまでご足労いただいてお土産までいただいてしまった。僕の手みやげは、もっとずっとつまんないものだったのになあ。すみません。ほんとすみません。
 
札幌の人は優しい。
 
 
へとへとになったけど、楽しかった。
ホテルの内湯につかって、寝る。
今夜こそいい夢が見られますように。
 
 
 
 
……ホテル三泊目。やっぱり夢見が悪く悪夢に魘される。

*1:僕が黄色い悪魔と再戦したコンビニにて