フィールドジャケット

神楽坂に行った折、菱屋さんというミリタリー品も扱う服屋さんの店先を覗く。メインは普通の呉服と布団などらしいのだが、店の隅のほうにまったく毛色の違うミリタリー品が並んでいる。
一般にミリタリーものというと日本国内でいちばん手に入りやすいのは米軍衣料。次いで、東独(一時気大量に入ってきた)、人民解放軍(安いためか、やっぱり大量に入ってくる)あたりだと思う。最近は仏軍のものも多く出回るようになっている。
が、僕はどちらかというと仏軍ではない欧州がお好み。
この店には、スイス、ベルギー、スペインなどのある意味偏った品揃えが充実していた。
その中に、スイスの山岳部隊のフィールドジャケットが2500円で出てた。
この手のフィールドジャケットは美品なら4500〜6000円くらい、5000円前後くらいだと思うのだが、大×1、小×6カ所のミシン縫いつぎあてのあるB級アウトレットのためか、格安。つぎあて以外の場所は、一カ所だけ肩章のほつれがあったものの、他は日常的使用*1にはまったく問題のないレベル。2500円ならお得、ということで衝動買い。
そろそろフィールドジャケットのシーズンではないのだが、夜はまだちょっと寒いし。また、秋に活躍すると思うし。外に出るときに着るアウターがヘタレたコート2枚しかないし。
と、自分をあれこれ納得させる。

*1:使い倒して穴が空いても着る