イオタ、最終段階、らしい。

現在四校を(ry


そして、この期に及んで超-1/2007のレギュレーションをごねごねを見直す。
締切書いてないことに気付いて大慌てで挿入(^^;)


毎度ながら、Amazonは購入可能になるまでに時間が掛かる。そして、ビーケーワン、ほんやタウンは予約登録が早い。予約登録が早いからといって配本も早いわけではないところがミソなのだが(^^;)
紀伊國屋書店ジュンク堂書店のような大手書店は、店頭在庫と通販が連動していて店頭在庫を通販でも売っちゃうので、通販での売れ行きはそのまま店頭在庫と直結してる、らしい。
去年、おまえら行くな。のときにも出た話だが、ジュンク堂池袋店の売れ行きは、テレビ番組などの「今売れている本」「週刊売れ行きランキング」などのデータとなっている、らしい。*1
とはいえ、そういうのは「ゲッ、なんですかその右上がりラインはッ!」というような、爆発的に売れる本とか、一ヵ月以上ずーっと3位圏内に陣取り続ける本とか、そういう長くたくさん売れる本に適用される法則であるわけで(^^;)
怪談本が「今売れてる怪談本は!?」なんてふうな注目を集めるのは夏場の「旬の時期」くらい。冬〜春の時期にはそういうピックアップそのものがされないのでなかなか難しい。


ところで、ビーケーワン
早くも「超」怖い話Ι(イオタ)の予約登録が始まっているのは喜ばしいことなのだが、思い切り書名を間違えてるorz


× 「超」怖い話(イオタ)
○ 「超」怖い話Ι(イオタ)


数字の「1」じゃなくて、ギリシャ文字の「Ι(ι)」。半角カタカナの「エ(エ)」でもない。せめて「I(アイ)」ならまだしも。
旧チームが夏冬に分かれて冬チームに新人が入って再スタートするからって、ナンバーズがリセットされて1に戻るわけじゃないですよ(^^;)


ギリシャ文字を使用しているが故の混乱というのはこれまでにも何度かあった。
その反省から、(○○○)という読みが入ってるのだが……。
著者・編集者の間ではテキストデータで扱われてるはずなのに、なんでこんなに混乱するんだろう。途中で誰かが手書きしてるとか、手書きデータ(またはテキストデータとして印字された印刷物)を、誰かが目視して打ち込みしてるのか。
怪コレの書名も、Amazonではちゃんと【超‐1】 *2となっているのだが、楽天ブックスでは【超ー1】になっている。ーは音引き記号であるわけで、それじゃ「ちょおおわん」になっちゃうだろう、と。いくらなんでも漢字に音引き記号は付けないわけで(^^;)、いまどきハイフンと音引きが見分け付かない人が打ち込み作業をしているのか。
それとも、OCRか何かで紙の書類をスキャナ取り込みした結果、誤取込したのを修正せずにイキにしてるのか。
これだけ各社ともにマチマチになっているところを見ると、テキストデータというデジタルな情報が、どこかで人間の目と指先というアナログなスイッチングを経て再デジタル化されてるのではないか、という疑問が拭えない。しかも、版元じゃなくて、販売各社のどこかで。
執筆者のPC/ネット利用、編集の現場におけるDTP化や書籍売買システムはどんどんデジタル化されているし、ISBNのような書籍管理システムもずいぶん前から一般化しているはずなのだが、「本の名前」というもっとも重要なところは、なんとなーく曖昧というかアナログの陰から逃れられずにいるような気がする。


書籍流通の世界はホントに謎が多いorz


PS.(2007/1/24追記)
ビーケーワンの書名は正しいものに修正されている模様。
でも、どの段階で直ったのかはわからず(^^;)
http://www.bk1.co.jp/product/2744736

*1:ジュンク堂の通販は、池袋本店の在庫と連動している。このへんがミソ

*2:正式には-は、ハイフン。半角ハイフン、または半角マイナス-くらいまでが許容範囲。ビーケーワンは−(全角マイナス)になってたが、まあ許容範囲と言えないこともない。