東長崎駅前のテナント考

東長崎駅南口駅前の一階テナントが相次いで閉鎖。

といっても、閉じたのはちょっと前なのだが、ひとつは居酒屋→チェーンの格安ラーメン屋ときて、ラーメン屋がこの夏秋くらいに閉店。今月に入ってようやくテナント改装が入ったのだが、何が入るかは不明。


その並びにあったドラッグストアがつい最近閉店。跡地はカレーの「CoCo壱番屋」になるらしいという情報を数日前にキャッチ。24時間ではなくて、深夜1時くらいまでの営業になるらしい。南口は夜中に飯が食えるところが松屋を除くと居酒屋しかない。住民の平均年齢が高め(年輩が多い)で、流れ者wのニューカマーや学生が少なく、江古田や椎名町のような需要が少ないせいかもしれないなー、と思っているのだが。

真夜中の松屋なんかに行くと、大学生か直近のアニメスタジオの人くらいしか見かけないわけで、そういう店の需要はやはりそういう世代・職種にある反面、それを目当てにすると店が立ちゆかないからそういう店が来ないのだとすれば、やっぱりそういう世代・職種はこの街にはまだまだ少ないのだな、と店の変遷と人の分布を見てそんな風に思った。


さて、このふたつの改装中テナントの向かいには酒ローソンがあったのだが、夜1時までしか営業しない上に真正面にある西友が24時間営業になって客を取られるもんだから、閉店して今はソフトバンク系モバイルショップになってる。


東長崎は人の出入りがゆっくりというか、地元の人の消費に頼るところが大きいので、マニュアル重視一見客重視のフランチャイズをやってくのは、結構難しいのではないか、と思う。福しんとか珈琲館とかマクドすら完全に地元密着になってるし、喫茶店なんかどこ行っても地元の人しかいないw

このところ新築のマンションが加速度的に増えているので、そうした「地元密着」の意味合いも今後は多少変わってくるのかもしれないけど、流し素麺を次々にすくうような商売は、やっぱりこの町ではまだ難しいんでないかい、という気はする。
綺麗になった駅前の一等地に新規開店する店は、使いやすくて長続きしてほしいとは思うんだけど……「一駅に一店舗」を掲げてる牛角が撤退しちゃったりする街だからなあ(´Д`)


個人的には駅前に打ち合わせのできる喫茶店ができるか、コンビニが復活するかすると嬉しいのだが、どちらも可能性は低そう。