QR「超」怖い話募集

つい最近、「20〜30字の怪談」というのを経験したんですが、あれはもう俳句の世界というか(^^;)、怪談が怪談として成立できる下限を見た気がしました。オチ云々、ストーリー云々じゃなくて、「恐怖を感じさせる」「そこに起きていることに触れさせる」というの満たせば辛うじて「怪談=怖い話」になるんだとするなら、主語・述語の入るぎりぎりが怪談の成立限界なんだなあ、と。

それを考えれば150字もゆとりがあるQR「超」怖い話は大余裕(笑)
とは言え、別に「実話として聞いた話」「何が起きたか」を伝えるための下限値を探ってるわけではありません(^^;)
QR「超」怖い話の「150字」というのは現在普及しているQRコードリーダー付き携帯端末で、実際に取り込み操作をして読み取れる文字量の上限値でもあります。如何に少ない数字にできるかを競っているわけではありませんので念のため(^^;) むしろ増やしたいというのが本音で(ry


実際にはやろうと思えば今のQRコードの中に200字や230字くらいも入らないことはないですし、理論上はもっと増やすこともできます。が、それやると通し番号などのクレジットが入らないだとか、QRコードのサイズそのものが大きくなりすぎて取り込める人がガクンと減るとか、いろいろ支障が起きてきます。
100万画素以上のデジカメが付いている携帯で取り込める、というのを念頭に今の字数になっていますが、今後300万、500万画素のデジカメが携帯に載るようになり、それが「高機能携帯」ではなくて「当たり前の型落ち携帯」になったら、この150字という枷はもう少し緩やかになるのかもしれません。


QR怪談については本誌では何の説明もしていないので、記載実験を始めて一年過ぎた今でもあれが何なのか気付かない方もいるようで、つい最近「えっ! アレって怪談入ってるんですか!」と驚かれました(笑)
入ってんですよー。怪談があるサイトへのリンクじゃなくて、あれそのものが怪談なんですってばさ。パケ代もかかりませんてばさ。
でもまあ、怪談というのは言われて教わるものではなく、自力で気付いたときにピカ・ドキっとくるものでもありますので、この先もまた本誌での説明はないような感じです。
是非とも携帯に入れて持ち歩いて、「超」怖い話をまだご存じない方にご紹介いただくとか、飲みの席でのネタにするとか、QRコードそのものを撮影・転送して怖がらせるとか、そういうことに使って実話怪談の輪を広げる副材料になれば幸いです。怪談の使い途っていうのはそういうもんじゃないかな、と。


で。
毎度のことなんですが、佳境が近付いてきたのでQR「超」怖い話募集です。


条件は、

  • 実話怪談であること。(それだけで独立・完結していること)
  • 文字数は全角150字以内。
  • タイトルはあってもok*1
  • 原稿はテキストデータで。
  • 応募本数に制限はありません。
  • 著者名はQR怪談の中には入りませんw*2
  • 〆切は明日(1/7)の朝6:00まで。タイムリミットは20時間弱。
  • 採用されたQR怪談は、「超」怖い話Λ奥付に載ります。
  • 応募先は、以下のQR応募フォームから。※独立常設になりました。

http://www.chokowa.com/i/qr/cont/index.cgi


読んだ人が思わず他の人に教えたくなるような、独り占めしていられなくて他の人の携帯に再転送しまくるような、そういうのをQRコードというポチ袋に詰めたいと思います。

ひとつよしなにm(__)m



PS.
ところで、「撮影したQRコードを携帯の液晶に表示させたものを、別の携帯で撮影してQRコードが読み取れるかどうか」という実験をしてみました。
今使ってるW53Hと以前使ってたW43Hの間で、「撮影→液晶に表示→携帯液晶からQR読み取り」「液晶に表示したものを別の携帯で撮影したものをQR読み取り」を繰り返してみたところ、4回まではきちんとQRコードの内容を読み取ることができることを確認。5回目で失敗した……というわけではなくて、面倒くさくなって止めました(^^;)
QRコードが撮影されている画像データからQRコードを吸い出すことができる機種もありますが、QRコード画像→撮影→再撮影→の繰り返しで怪談を接触転送していけるというのも結構おもしろいですよね。僕の記録を破る新記録、別キャリアの端末を介しての記録などなど、複製の複製でどこまで届くものなのか、挑戦してみたらおもしろいかも。

ちなみにQR怪談の実験は昨年の「超」怖い話Ιから始めていますが、未だ追随するところが現れません(´・ω・`) 普及したらおもしろいのにー。どんどん真似してほしいところです。それで新しい使い途を思いつく人が増えれば、QRコードもメアドとURLを読み込ませるためだけのものから一皮剥けた愉快な媒体になりうるのにねー……と、技術ヲタとしてはハフハフしてしまいます。

*1:タイトルは表示されません

*2:上記のように字数制限が厳しいからというのと、「誰が書いたか明かさない」ルール継続中のため