デッキだけ塗装
ここ数日、変な時間に起きたり寝たりを繰り返しているため、なんだか眠いんだけど眠れない状態が続く。
バイク便を見送って、後はまた寝てもいいはずなんだけど、一度起きちゃうともう眠れないorz
仕方ないので、ジャイロのリアデッキを塗った。
まず、リアデッキをトレーラーから外して、徹底的に磨く。
オイルと泥ででろでろになっている部分は、パーツクリーナーも使って洗う。
リアデッキの裏側については、これはもうどーにもならないというか塗っても見えない場所なので、今回は見送り。結構錆が来てるので、いずれ徹底的に錆取りして防錆剤を塗らねばなるまい。が、今回は先送り。
リアデッキのカバー部分（プラスティック）とデッキ部分（金属）をよく磨き、その上にアクリル系ラッカーでディープオリーブドラブを塗る。
リアデッキまるごと塗って、一缶使い切るかどうかっていうところ。
人通りが皆無で風通しのいい玄関先に放置して乾燥。小一時間放置して乾いてきたところで、塗りムラ・塗り残しをもう一度塗装。
また乾かして、リアデッキを元通り組み付ける。
とりあえず、リアデッキだけ色違いになった。
リアデッキのプラスティックカバー部分、ABS樹脂だとばかり思っていたのだが、なんだかぐにょぐにょ柔らかい。なんじゃこりゃ。
不審に思って調べてみたら、ジャイロ系列の「ジャイロX」は、ボディカバーがABSではなくポリエチレンだったらしい。恐らく、同系列のジャイロUPもポリエチレンの可能性がある。
フロントカバーを外してみたところ、そっちはなんとなく硬度があり、リアデッキのカバーとは素材が違うような気がする。
リアデッキ・カバーはとりあえずサーフェイサーなしで塗装してみたところ、なーんかノリが悪い。
シートの陰になって目立つ場所ではないのだけど、暫く乗ってみて傷が出やすいようであれば、下地作るところからやり直しorz
フロントカバー（内側）と、メーター周りのカバーには、謎の熱融解による凹みがある。先日、休憩で凸部分は削り落としてあるので、とりあえずパテ埋めした。
今日はフロントカバーのパテ埋めまで。
エポキシパテは「ペーパー掛けられる硬度になるまで24時間掛かる」とのことだったので、とりあえずこのまま24時間放置する。
フロントカバーの前にカゴが付いているのだが、カゴの下がどうにも汚いので、カゴを外してフロントカバーを磨いてみた。
結構綺麗になったので、フロントカバーも外してみたら、中が凄いことになってたorzここもパーツクリーナー噴いて擦る。
というか、これはインナーカバーを外してから磨いたほうが楽かも。
フロントカバーは上部にツメ（突起）があって、ペコンと嵌め込む仕組み。これ、サービスマニュアルなかったら、べっきり折ってたかもしれん。
ついでにフロント側の泥よけも磨く。このへんは外して塗装するより、マスキングしてそのまま塗ったほうが楽かもしれない。
インナーカバーとか、サイドカバーとか、ステップとか、外装系で外せるものは一通り外してみたい感じ。全部一気にやると絶対にわかんなくなるので、ちょっとずつ外して磨いて塗って戻して、の繰り返しで進める。
最終的にウレタン系の耐ガソリンペイント（つや消し）を塗って仕上げたいのだけど、アレはエポキシなんかと同様の２液式なので、塗り始めたら一気に一缶使い切らなければならないらしい。そんなわけで、その他の塗りが一段落するまでは仕上げはお預け。
最終的には偽陸自仕様というか、「陸自がジャイロＵＰを採用しました（嘘）」的に仕上げる予定というか。
艶とかぴかぴかの仕上がりとかはあまり要求しないのと、汚れていてもそれがみすぼらしく見えない、というのを求めると、野戦車両っぽい色合いがベストということになる。ミリヲタ的趣味を加味しても。
ジャイロの白いボディは、リアデッキの金属部分以外のほとんどが白色樹脂製だが、泥・煤・油などで汚れ始めるとほんとどこまでもビンボ臭く見えるのが玉に瑕。そんなわけで、車両識別マークと桜のマーク*1も入れよう。
なんというか、でかいプラモを塗ってるようなもので大変楽しい。
いい歳こいてアクリル系塗料でラリってる、という意味では決してないのだがｗ、この溶剤の匂いっていうのにどうも郷愁を感じる。って、子供の頃、歯が溶けてなくなるほどキメてました、という意味では決してなく、僕の実家に隣接した店で伯父がペンキ屋を営んでいたせいだろうと思う。ペンキ屋の倉庫からはいつも調色に使っているのであろう、シンナー・トルエンなどの揮発溶剤の匂いがしていた。
別にふだんからキメてたわけでは決してないのだがｗ、やっぱりこの塗料の匂いはなんだか懐かしい。
そういえば、溶剤の匂いを嗅ぐと思い出すことがある。
小学生の頃だったか、ペンキ屋の事務員さんが飼ってたダックスフントに、セミを食わせたっけなあ。
