塗装:サイドカバー編

本日はサイドカバーを塗装。
シート下のサイドカバーをサービスマニュアルに従って分解していくのだが、マニュアルのバージョンがちと古いせいもあってか、マニュアルに記載のないビスが2個所あった。ちと慌てた。
サイドカバーの内側にはガソリンタンクとバッテリー、ギアボックスなどがあるのだが、乾燥した細かいチリと砂と砂利とこれまた乾燥した泥が詰まっていた。これらを全部落とし、なおかつサイドカバーの裏側に付いたガソリン交じりの泥を掻き落として磨く。


サイドカバーには「GYRO-UP」というステッカーが貼られているのだが、古くなっていて剥がれない。ついでに陸自の偵察用バイクなどは、後々部品調達がしやすいように民生品を無改造で使っている*1。このため、塗装もそのままステッカーの上から国防色(ディープオリーブドラブ)に塗ってるらしい。ということで、それに倣う。


サイドカバーを乾燥させている間に、昨日塗った荷台の塗りムラをタッチアップ。さらに、昨日パテ盛りした陥没個所をペーパー掛けして平らにする。
さらに、ステップフロアに砂利が詰まっていたので、ついでに外してみた。
中、砂とチリと泥だらけorz
なんというか、うっかり本気を出した大掃除みたいなもので、ここまでやるつもりはなかったんだけど引っ込みが付かなくなったというか、ここで閉めたらこの先ずっと開けないような気がしたので、そこも清掃。


サイドカバーの乾燥を待って、再び取り付け。
これで、面積で言えば全体の2/3くらいの塗装が終わった。
後はフロントカバー、インナーカバー、メーター周りのカバー。
それらが塗り終わった頃にウレタン系耐ガソリンペイントが届くと思われるので、それを上塗りしたら作業完了。
サイドカバーを外してみたら何カ所か割れているところがあったので、プラリペア*2で直したのだが、リアデッキを作業台代わりにしていて、うっかり溶剤の瓶を倒してしまったorz
溶剤が垂れたところの塗装はアクリル系ラッカーを塗っただけなので、全部べろーん、と……Σ(゚ロ゚ノ)ノ
こういう事故*3も鑑みて、ウレタン塗装は必要だなと思った。ただし、ウレタン塗料は2液混合式なので、塗り始めたら一気に作業しないとならん。300mlを2本買ったんだけど足りるかなあ(´・ω・`)
その他のパーツを一通り塗り終わったら、全解体して一気に塗る予定。


FZRと違ってジャイロは小汚い中古wで買ったこと、手を入れる余地が多いこと、多少失敗しても見栄えにシャープさが要求されないタイプのバイクであること、G-Motionのメンテや塗装で作業手続きに自信が持てたことなどなどから、思い切ってあちこちをいじれる。
エンジン、ブレーキ、電装、タイヤはプロに任せると決めているのだが、それ以外はほとんど手の付けようがないレーサーレプリカと比べて、原付は弄る機会が多くて嬉しい。
なんていうか、「大きなプラモデル」というか。


そういえば、懸念されていたカバーの素材は、ABS樹脂だった。どうやらポリエチレンかなんかでできていると思われるのはリアデッキのカバーだけらしい。
これならサーフェイサー噴かなくてもいけるぞってことで、ペーパー掛けだけして作業続行。


塗装が最終工程を終わる頃まで、雨が降らなきゃいいなと思う。
最近は季節に関わらず黄砂の混じった雨が多く、雨上がりのバイクはいつもチリ塗れ。
作業スペースに屋根欲しい(´・ω・`)

*1:ただし、保安部品が追加されていたり、走行しながら小銃射撃ができるようにハンドルロック(走りながら)が付いていたりはする。

*2:プラスティック造形補修剤

*3:自己責任orz