時計(のバンド)とヘッドホンとアイロン

昨日、見舞いに出掛ける寸前に時計のバンドがもげた。
もう毎度の事なので、凶兆とかそういうことは全然気にしないw
買ったときは1万円そこそこ、まだ光発電が出始めたばかりの頃だった。今、同じようなのを買ったら、ソーラー発電時計のエントリークラスで5000〜6000円らしい。喜ばしいことのような悔しいようなw
機械は「壊れて支障を来すまで使い潰す」主義なので、今も光に当たってさえいれば役に立ち続けるが、如何せん商売柄日光に当たると灰になってしまうので、なかなか日中の充電がままならない。
バンドはこれまでに回数で言えば10回は下らないくらい、金額で言ったら1万5000円分以上は買い替えている。新しいの買えるorz 交換用のバンドって案外安くない(´・ω・`)*1
手に馴染むのは牛革黒の12mmくらいの細身のものなんだけど、これって実は案外強度がない。毎日付けていればベルト穴は歪むし、時計側の付け根の部分のシャフト……の外側が千切れる。年に1回以上のペースで千切れて交換千切れて交換と繰り返すと、バンドは消耗品になってしまう。
スチールのバンドにすればそういうことはないんだろうけど、あれって重くて嫌。ナイロンのバンド*2は雑菌繁殖しそうで嫌。
というわけで、今回初めてシリコンのバンドに買い替えてみた。1310円くらい。
どのくらい保つかわからないけど、しばらくはこれでごまかす。
当面予定はないんだけど、次に買い替えるときはソーラー電波時計がいいなあと思いつつ、小型*3のソーラー電波時計はまだまだ数が少なく、ソーラーってだけなら小さいのも増えてきたけど、電波時計となると受信装置などの関係から筐体の大きいものが多くて好みに合わない。
スピードマスターみたいなゴツいのやメカニカル式なども嫌いじゃないけど、重い、高い*4、普段使いに勇気が要るwという意味で、日常品実用品たり得ない腕時計を道楽で買うには僕はまだまだ修業が足りなすぎる。




iPhoneで音楽を聞く方法は四つある。
ひとつは、ドックに差して仕事机に埋もれて隠したPC用スピーカーから鳴らすというもの。
ふたつめはiPhone本体のDockポートに直差しするブロックみたいなチープなスピーカー。クリアな音も好きだけど、低音が潰れるやたらチープな音*5が好きなので、これは動き回りながら音楽を聴くとき、アウトドアなどでよく使う。
三つめはセミハンドメイドのヘルメット用インナースピーカー。百均のステレオヘッドホンと外付けスピーカーを分解して作った原価210円(税込)の安物だけど、ツーリングなどで大活躍。
そして、四つめはこれまた街中の買い物など、徒歩で歩き回るときに使うヘッドホン。何年か前からaudio-technicaの巻き取り式のものを気に入っていて、落としたりなくしたりしながら何代か買い替えてきたのだけど、またどこかに落としてきたらしくorz
出掛けにそれに気付いたので、帰りに新しいの買った。
PanasonicSONYからも巻き取り式のヘッドホンは出ているんだけど、audio-technicaのはイヤホンジャックを本体に差し込んだ状態で掃除機のコードを巻き取るようにするする、と取り込むタイプ。イヤホンジャックがぷらぷらしないのが特徴で、結局先代と同じギミックのaudio-technicaのを買った。
買い替えは数年振りだと思うんだけど、新製品ではジャック回りのデザインの変更で力が掛かるウィークポイントが減ったことの他、イヤーパッドが変更されていた。あのスポンジのイヤーパッド、すぐにもげちゃうんだよなあ、と常々思っていた(かといって付けないと耳に痛い)んだけど、最近の新型は伸びてゆるゆるになるスポンジではなく、がっちり縫い込まれて抜けないナイロンカバーの下に低弾力ウレタンみたいな堅さのある柔らか素材を被い込んだような仕組みになってるらしい。
実際、頻繁に持ち歩くし外して収納してバッグの中に放り込むような使い方がされるものなので、このように劣化部品が減って強度が増したのはいいこと。
折りたたみ自転車と同じで、走ってるとき(使ってるとき)よりしまってるときのほうが長い製品wは、しまってるときの配慮がより重要と思う。
世の中はワイヤレスのBluetoothヘッドホンに移行しつつあるように見えて、対応してない機器もまだあること、そもそもBluetoothヘッドホンは連続使用時間が長くないこと*6などを考えると、有線式ヘッドホンとそのコードの収納というのはモバイルミュージックプレイヤーにとって重要な課題であろう。
このaudio-technicaのヘッドホンは、恐らくあと2段階くらいは進化できる余地があるんじゃないかと(もっとあるかもしれないけど)思うので、次が楽しみかも。




最後にスチームアイロン買った。タイムセールで980円になってたので。
普段、襟のことは余り気にしない洗いざらしのシャツを着ることが多く、ワイシャツも滅多に着ないのでアイロンにまるで縁がなかったのだけど、「急に礼服が必要!」というようなときに、よれよれの格好で行くわけにはいかないわけで、そういう事態に備えるためにもアイロンの一つくらい持っておくべきなんだろうなあ、と思い至ったため。*7




他に「今すぐには買わないけど」石窯スチームオーブンとか、「当面買わないけど」最近の最新電気炊飯器などを冷やかした。買わないけど。
ただ、電子レンジはウチにあるのが相当な年代ものになりつつあることと、ときどきスタートスイッチが入らなかったり、勝手にサーモスタットが切れてオーブンが停まってたりすることが増えたので*8、いずれ遠からず導入を考えねばならんだろうなーと思う。最近のオーブンレンジは、スチーム(加熱水蒸気)がほぼ標準搭載で、パン生地発酵機能のないものがほぼない。*9
プロフィールにもあるように「科学と技術の進化」に(;´Д`)ハァハァする人間としては、兵器と白物家電ほど科学と技術が色濃く反映された工業製品はないと思う。兵器は高すぎるので映像とスペックを眺めるしかできないが、最新技術を投入した白物家電は(滅多に買い替えないけど)最先端の工学技術を自分で買うこともご家庭に持ち帰ることもできるというところが素晴らしい。
給付金が入ったら、或いは印税が入ったら考えたい。





そんなわけで昨日の買い物は1310円、2480円、980円で5000円に満たない程度。全部ビックカメラのポイントで清算できたので出費はなし。
良い買い物だった。

*1:一時期、百均で合皮の凄くチープなのが売られていて、あっという間に壊れたwけど、安いので買いだめして重宝してたんだけど、取り扱い店が撤退してしまって今は手に入らず。

*2:G-shockとかの

*3:つまりはレディス

*4:30万の腕時計とか買えない。25000円でもまだ高い。そうは言っても980円の時計はさすがにしないw

*5:昔のモノラルポータブルラジオみたいな

*6:これだってバッテリーの劇的進化で改善される可能性は高い。予断を許さない。

*7:それと、襟付きの服でないと気まずい職場で働く人のためw

*8:だからパンはグリルパンで焼く。

*9:ウチのにはありませんので、パン生地発酵は炊飯器の予熱で。炊飯器にもパン生地発酵モードはありません。まあなんとかなる。