いろいろ作るヨ

夕方、買い物に出掛けようとしたら雨が降っていて、西友の外に出たらどしゃぶりになっていた。
それでも八百屋での買い物を済まさねばならぬ。
もうね、なんでこんな天気の日にずぶ濡れになってまで野菜買ってるのかと哲学的な思索にふけるほどの雨。
でも食わねば死ぬので買い物はした。


本日の収穫は、キハダマグロのアラ1パック150円と、カジキマグロのアラ1パック200円。どちらもたんまり。骨・軟骨など、ロスト部分が非常に少なかった。勝ち負けで言うと勝ち。


まずカジキマグロはすぐに食える部分は晩飯で刺身として食う。うまし。
食べきれないので、残りは醤油、みりん、にんにくのタレで和えてヅケに。明日辺りの昼飯はカジキヅケ丼。


キハダマグロは幅1.5cm×長さ15〜20cmくらいの細長い条切りにして、塩とローレルパウダーとバジル振って、ジップロックに入れて暫く冷蔵庫へ。
後で炊飯器でコンフィにしてシーチキンにする。過去の経験から言って、冷ました後にゼラチンでがちんがちんになって、塊だろうがフレークだろうが使いづらいことこの上ないので、今回は最初からスティック状になるように仕込むことにした。
これを入れるために瓶をひとつ空けてよく洗っておいた。
加熱は後ほど。


野菜室を少し整理しようかと中を覗いたら、昨年9月頃に「リベンジ!」と称して仕込んだアンチョビが、そのままになっていたwww
まだ骨抜いてない、オイル漬けにしてない。しかし形が崩れるほどやわらかくはなっておらず(冷蔵庫に入れてたから)、傷んでもなさそうだったので、とりあえず全部開いてしまうことにした。
頭を採ってワタとって手開きにして中骨と尻尾を取っていくと、ガサが1/2〜2/5以下になってしまう。小さめのものも一通り仕込んだのが徒になって、開くのが極めて面倒。アンチョビが高いのはこの手間のせいだとよく言われるところだが、まったくもってそう思う。
一通り開いたところで、桃屋のザーサイの瓶をよく洗って煮沸した瓶にフィレになったアンチョビを詰め込み、オリーブオイルを流し込んで漬けた。これであと1カ月ほど冷蔵するとできあがり。のはず。




ところで、「リンゴジュースをシャーベットにするとおいしいらしいよ!」と聞いた。以下はリンゴのシャーベットとその副産物のお話。
リンゴジュース(紙パックのもの)を1L買ってきた。これを、紙パックのまま冷凍庫へ放り込んで、2〜3時間ほど冷凍。
果汁と糖分が多いので、そのまま冷凍してもガチガチにはならず、シャーベット状に凍っていく。
ある程度固まって振ると「がさがさ」と音がするくらいになったら、ボウルにザルやストレーナーを置いて、そこに紙パックの中身を全部ぶちまける。
水分をきっちり切ると、ストレーナーの上に残るのがリンゴのシャーベット。みぞれ状になってて(・∀・)ウマーなので、シャクシャクのところを楽しむ。もしくは、もう一度紙パックに戻して再度冷凍して、後でもう一回かき混ぜてもよし。


ストレーナーで濾過されたリンゴ汁は、元々のリンゴジュースよりさらに濃縮されたものなので、これをリンゴシャーベットに再度掛けて食べたりしてもよい。
で、濃縮リンゴ汁の重量を量るヨ。元の重量は1L=1000gに対して、冷凍すると670gくらいになってる。ここに6.7gくらいの砂糖を混ぜるヨ。でも僕は甘党なので砂糖は多いほど嬉しいヨ! あ。手元が狂った。まあ気にしない! みんなは気を付けよう!
そういえば、最近パンを焼いてないなあ。ドライイースト、封を開けて随分経ってるけど、生きてるかどうか確かめなくちゃ。砂糖をちょっと与えてドライイーストを少し、それから40度ほどの湯を足して、しばらく放っておいたら、しゅわしゅわと音がして泡立ってた。生きてた。
あっ。うっかりしていて、イーストをさっきの極甘リンゴ汁の中にこぼしてしまった! 全部! これは大変!
イースト入り極甘リンゴ汁は、シャーベットにかけるにはちょっと量が多すぎるので、ペットボトルに詰めて保存することにした。たまたま三ツ矢サイダーのペットボトルが空いてたので、イースト入り極甘リンゴ汁を中に入れておく。蓋はゆるゆるにしておく。


これは「リンゴのシャーベットと、それに掛ける極甘リンゴ汁(イースト入り)」であって、それ以上でも以下でもないヨ!





飲み頃は一週間後。