魔宝がざくざく

QV-10というのはCASIO初の、というかほぼ日本初の「一般人が気軽に買える金額のコンシューマ用デジカメ」の草分けで、1995年頃に登場した。
新しい物好きだったので、そりゃもう凄い勢いで飛びついて、散々使い倒した。
QV-10の後、雨後の竹の子のように各社からデジカメがにょきにょきと販売され始め、それはもう物凄い「画素数競争」になっていくわけなのだが、そういう意味で言うと1995〜96年頃に撮影された「デジカメ画像」というのは、今日のデジカメ映像写像の草分け的なものと言えんこともない。
まあ、被写体は今はどこにいるのかわからない友人が大多数だったり、自分たちや知己の「凄く若い頃」だったり、今は無くなっちゃった思い出の観光地とか店とかだったりするわけで。


そんなわけで、データ漁りの流れで過去への旅を少ししてました。
それにしても北江古田公園(江古田の森公園)での花見写真が多いこと多いこと。毎年なんかしらやってるからなあ。
最近は花見やイベントで写真撮る習慣が無くなってきちゃったから、あまり写真残ってないんだけど、こういう「十年、何十年か先の自分が振り返る」ときのために、やっぱ写真って撮っておくべきかなあ。


「うわあ、まだこの頃は頭が緑色だったんだね!」
「というか、まだこの頃は髪の毛あったんだね!」


とか、そういう会話をするためにも必要だなと思った。