類例のない話

現在、【恐怖箱 蟻地獄】を作業中。
なのだが、今回収録予定のお話の中に、ちょっと類例を聞いたことがない話がある。
怪談ばっかり18年もやってると、さすがに「この話はこうなるのかな」とか「これはこういうのが出るな」とか、過去の経験(扱った話の)からある程度の予想が付いたりするもので、それによって恐怖心を緩和させてるところもあるのだけど、蟻地獄にはそういう類例にまったく当てはまらない話というのが幾つも出てくる。


あるところにはあるし、いるところにはいるなあ。
6月末を楽しみにしていただいてよろしいんじゃないかと思う。