蟻地獄 携帯配信


恐怖箱 蟻地獄

原田空/矢内倫吾/高田公太 著

というわけで、蟻地獄は無事発売された模様。
見本は昨日届いてたんだけど、見本が来た直後から熱が出ちゃって……。昨日のうちに済ませておこうと思ったものが出来てないorz
怪談本というと「関わった人間に何らかの不幸が」というジンクスのようなものがある……ように思われているが、別に毎回必ず何かの不幸が起こるというわけではない。
僕の知る限りでは、関わった編集さんのお身内に何か起こる確率はなんとなく高いような気がしないでもないけど、それだって絶対ではない。*1
たまたま起きたイベントが、たまたま作業期間中に重なっただけなのだ、と言われたら「なるほどそうだ」と言わざるを得ない。
被害者が一人だけなら。


蟻地獄の場合は、著者全員が何らか不調に見舞われたようで、そういえば熱出した人、ゲーゲー吐いた人などいた様子。
二人まで、二回までなら偶然。三人目、三回以上になったら、それを偶然と言いはるのは若干の違和感を感じる。
僕の発熱は本は出た後なので、たぶん数のうちには入らないとは思うんだけど、ちと影響は出てる気がする。今日、頑張って取り戻さなければ。


恐怖箱 蟻地獄 - ニワンゴ
http://niwango.jp/pc/event/arijigoku/index.php

そんな矢先。
先日予告していたニワンゴからの配信が始まった模様。
6月26日16:30より1話ずつ月・水・金に5日間かけて、蟻地獄収録エピソードからセレクトした五話を、毎回1話ずつ無償配信する。
今回、蟻地獄の出来はどうよっていう人にはまずお試しで読んで頂いて、それから買う、というのもあり。
以下にメールを送ると、毎回配信されてくるのでお試しを。

蟻地獄を読む

*1:しかも、相当高い確率で、ゲラが出たときとか校了中にそれがおき、企画の出版社側司令塔である重要なポジションの編集さんが、「急遽実家に帰らねばならない、しかも数日間」といった恐るべき戦線離脱が起きる。極論すれば、原稿を書いている最中とか、本が出た後なら影響は少ないけど、本作りで一番労力が掛かり、いちばん編集さんの力が必要になるときに、毎回毎回狙ったように起きる。