降伏実現党

都議選で大敗してた幸福実現党が、総選挙公示を前に早々に撤退を決めたらしい。
そういえば、都議選のときにウチに電話してきた幸福実現党の人、あれっきり調査結果を言ってこない。


まあ、どうやらそういったところが問題になって、真っ当な選挙戦ができそうにない&教祖に類が及ぶのを怖れた、といったところなのだろう。
褒められたことじゃないんだけど、公明党の学会、共産党の青同、民主党を支持する連合などの労組組織、同じく市民運動グループ*1、そして長年第一党で在り続けた自民党の後援会などなど、「何をしたら選挙違反になるのか?」を理解した手練が、末端の現場にいるかどうかというのは、選挙をする上で重要なことなのかもしれない。
幸福実現党は、同じ宗教団体支援の公明党に比べても、現場が素人でありすぎた、ということなのかもしれない。
幸福実現党からの出馬を大々的にぶち上げてきた人達は、この先どうなっちゃうんでしょー、と他人事ながら心配しないでもないけど、まあ他人事。投票したわけでもない泡沫候補のことは。


ただ、泡沫候補ヲチャー政見放送ヲチャーとしては、党そのものから泡沫臭がするというか、選挙の花wとなりそうだった幸福実現党が戦線離脱したのはちょっと惜しい。
絶対に投票しないけど、供託金が上がってからそうした泡沫候補がグッと減ってしまったので、供託金没収を覚悟の上でパフォーマンスをやらかしてくれる人々はちょっと楽しみでもあったのに。


ともあれ、公示まであと5日、投開票まであと19日。
どんな波乱が待ち受けていることやら……。

*1:それらの多くは、学生運動の経験者だったりするのが不思議