30秒で理解する超-1

超-1については5年がかりでルール整備が進められてきた。
基本は「応募作品は匿名で公開され、応募者と一般読者がよってたかって講評(配点)し、その得点で著者ランキングと、作品ランキングを決め、作品ランキング上位作が怪コレ(傑作選)に収録、著者ランキング上位者&光る何かがある人が、恐怖箱著者に抜擢」とまあ、そういうもの。
もちろん実話怪談のコンテストなのだけど、コンテストというよりは実はコンペに近い、という話もなくもない。いやそうかも。


というわけで、「30秒で理解できる超-1」というのを整理してみた。
http://www.kyofubako.com/cho-1/2010/i/i-tsumari.htm

30秒で理解する超-1

* 要するに、超-1とは何をすればいいのか

 難しい話を端折ると、以下の通り。

1. 体験談を聞く(取材)

2. 実話怪談を書く(執筆)

3. 応募する(投稿)

4. エントリーblogに公開された実話怪談を読む(耽読)

5. 公開された実話怪談それぞれに点数(+4〜-4点)を付け、感想文を書く(自分のも他人のも)(講評)

6. 結果発表を待つ(我慢)

結果発表後、優秀作がたくさん集まれば傑作選を刊行。応募された人気作は傑作選に収録され、印税が支払われる。


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 また、応募者以外の審査員に求められることは以下の通り。

1. エントリーblogに公開された実話怪談を読む(耽読)

2. 公開された実話怪談それぞれに点数(+4〜-4点)を付け、感想文を書く(講評)

審査員に人気があった作品が、傑作選に収録されることになる。
言わば、審査員のバーチャルなおひねりを竹書房が代行して印税払いする、ということ。
気に入った作品を推していただきたい。
最も高評価の作品には最優秀作品賞(10万円)が授与される。
また、秀作怪談は怪談王・稲川淳二氏によって朗読される、稲川賞に選ばれる。


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人気のある作品をたくさん書いた応募者は、得点の集計結果に応じてランキングされる。
上位1位、2位にそれぞれ30万円、5万円の賞金が授与される。

なお、特に応募者及び他の講評者から信任の厚い講評者に対しては、最信任講評者賞(賞金5万円)を設けることとした。
これは、応募者のうち講評者賞にエントリーしている者、及び一般審査員/講評者のうち、講評者としてエントリー登録している者を対象とする。


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その他、細かい質問は超-1FAQと応募者のためのヒントをどうぞ。


超-1FAQ
応募者のためのヒント


あれこれと質問があったりトラブルがあったりを解消していくうちに、説明がクレジットカードの契約書なみになってたのは如何ともしがたいので、稲川賞をいい機会ということで、「とにかくここだけ理解すれば大丈夫」的なものを書いてみた。
基本部分=応募者/講評者がすべきことは2006年と全然変わらないんですが、いかがなもんでしょう。