棚上げネタ

書きたい(脳内の整理をしたい)けど暇がなくて棚上げになっているネタについて覚え書き。
ときどき嘔吐のように書いているのは、脳内が一杯になっちゃってあふれ出てきたもの。
以下は気になってるものの、まだ今ひとつ整理が付かないもの。

  1. 電子書籍の諸々。現状の整理、ビジネスモデル、フォーマット、オーサリングツール、収益を上げるための周辺事業について、プロトタイプの作成について
  2. 普天間基地問題を巡る安全保障についての整理の諸々。地政学/地理的な課題、基地問題を抱える地域の「基地経済」を巡る勢力分布と軋轢、防衛費の内訳などについて
  3. 少子化と人口の推移について。「出生率の低下」は本当か?、日本の適正人口は何人くらいか、移民を受け入れる必然性は本当にあるか?
  4. 選択的夫婦別姓制と外国人参政権少子化と晩婚化と草食系について。割と全部繋がってる。複数の政治課題は実は相互に密接なので、一個だけでなく連動して考える必要があるんじゃないかなっていうか
  5. 参院選に向けた争点の整理。与野党の公約は、何をどうしようとしているのかについて。それらが実行されたらどう生活に影響があるのか、とか。*1
  6. 参院選の結果によって、その後の3年間がどうなるのかについての政治的ロードマップの複数の予想。


政治ネタが多いのは純粋に趣味だからw*2
電子書籍ネタは仕事に直結+先進技術趣味のコラボ。
電子書籍は「出版社と印刷所と取次はなくなって、著者とアップルと読者が直結になる」と囁かれているところが大きいけど、実際にはそうはならないだろう、という話。また、電子書籍を巡る「周辺事業」というのがいろいろ出てきていて、社内で方針がまだまとまっていないような中小出版社と協業できるビジネスモデルというのが、これからいろいろな形で出てくるであろうこと。
従来の紙の本のマーケットはまだまだ大きいので、全部消滅ということはないにせよ、「新刊本は紙で、バックナンバーは電子書籍で」という従来のスタイルから、「新刊本も電子書籍で」というのと、「紙と電子書籍同時刊行」というのと、「小規模発行数でペイできる価格設定」などなど、いろいろ出てくるかも。
書店が割を食う可能性があるが、書店はどういう戦闘態勢wを取ることで生き残りができるか、というのは大中小規模に拘わらずどこの書店も悩ましいところでは。
いっそ、小売店電子書籍デベロッパになって、その書店に出入りする地域顧客を基本ターゲットにした、地域規模での電子書籍刊行元になればいいのに、とか思ったりした。*3
古本業界は逆に「どこの店にどの実本がある」ということを電子書籍と組み合わせてアナウンスする、というような展開の仕方もありかもしれない。
電子書籍+オンデマンドは、たぶんあんまり商売にならない気がする。
従来の自費出版商売は電子書籍に顧客が逃げるかも。
自費出版商売と別に同人誌業界はペーパーレス化について抵抗感少ないので、同時刊行も含めてハイ=アマチュア、アマチュアによる発行数は増えるかも。裾野が広がることで、上澄みの量も増えるが、裾野が広がる分空振りも増えるかも。そうした当たりと空振りを見分けて推奨する同人誌情報専門の電子雑誌は必ず現れる。とらのあな辺りからw


休憩終了して原稿に復帰。

*1:参院選の候補者選びは小沢一郎前幹事長の主導で行われており、体制変更後も候補者は変わっていない。つまり参院選で民主が勝つ=小沢派議員の大量当選ということになるわけで、参院小沢派とも言うべき小沢子飼い集団が生まれることになる。民主は参院過半数を取った時点で政敵は党外野党ではなく党内主流派vs反主流派の党内政局にシフトし、そのいずれもで小沢派議員が多数を占める。『参院民主』の機嫌を取らなければ政権運営がままならなくなる。仮に民主が参院選で負けた場合、敗戦責任を負うのは現体制で、小沢前幹事長は直接の敗戦責任からは逃れられ、執行部に引責を迫る側に立てる。

*2:「どちらも正論」とか「どちらも譲らない」という議題について、なぜ妥協点を見つけようとしないのか、というのは非常に興味を引かれるところなんだけど、結局人間は「善悪」じゃなくて「損得」で動くのだな、というところに全てが帰結する。人は自分が損することには耐えられない。耐えられる、と言う人は実はそんなに損をしていないか、取り返せる自信があるかどっちかなんだと思う(´・ω・`)他人が得をすることについては、自分に負担が来なければ耐えられる。要はやっぱり自分が損するかしないかなのだろうと思う。誰かが得をすることが許せない、という心理は、その人が得をしなければ自分がそれを得られたのかも知れないのに、という嫉妬だけど、それを認められる人は少ない。

*3:再販制が見直されない限りは本の価格は横並びなので、自社運営の書籍通販サイトを併営しつつ、自社小売店舗で実本が売れるように促す方法というのを考えないといかんのだろうなー。書店店員によるPOP/書籍レビューを集めた電子書籍とか作ればおもしろいのに、と思ったけど、それを見た読者がAmazonから買っちゃったり、電子書籍で買ったりしたら意味ねーよなw