「超」怖い話 怪災

というわけで、現在バイク便を待っている最中。
校了日が想定より四日前倒しになるというアレやコレやながら、【「超」怖い話 怪災】、本日無事に入稿。
今回は「予定稿が多すぎ*1」とか「掲載エピソードの選択」とかでいつも以上に悩み、さらには「諸事情で登場人物仮名を途中で変更」など、あまりない稀有なケースなどもあって、ぎりぎりまでチェック作業がもつれ込んだ。
とびきりの怪談を作業するたびに、左下腹がぱーん、ぱーん、と疼くいつもの妖怪アンテナが激しく発動中。
悩みに悩み、そしてかなりの覚悟を決めて、「もしかしたら二度と出すチャンスがないかもしれない怪談」を出すことに。
もしかしたら、こんな本は最初で最後かもしれない。
なんというか、駄目な人は本気で辛い、「重い」怪談本になりました。


「超」怖い話 怪災かいさい

久田樹生 著
竹書房恐怖文庫刊
2010/10/29頃発売予定

いつもの「超」怖い話や恐怖箱のカバーを手がけて下さっている久保田康司さん渾身の表紙絵も、普段とはまったく毛色が違います。


実話怪談を読む人は、覚悟して読むのがいいと思う。

*1:だいたいいつも多めに書いて取捨選択していますが、それにしても鼻血が吹き出す多さでした