超-1/2011 作品募集
例年この時期の恒例となった、実話怪談大会超-1。
今年も2/1からじんわりとスタート。
紹介したい実話怪談がある人、恐怖箱 http://www.kyofubako.com/ 、「超」怖い話 http://www.chokowa.com/ の著者を目指したい人への、実話怪談の登竜門であり、また即戦力を鍛え上げるための怪談強化合宿でもあります。
怪談のイベントや賞は最近では数多く存在し、それぞれが個性を放っていますが、超-1は恐らくもっとも実戦的にフィジカルとメンタルを鍛え上げてしまう、「怪談書きを無理矢理成長させてしまうシステム*1」としてご評価いただいています。
怪談作家としての体力……書き続ける体力、取材力、そして精神力……自己研鑽と、怪談では特に顕著な「無理解、批判、猜疑の目」に耐える能力、大会の終わりまでにこの辺りの基礎力が高まるという――。
文学賞というよりは養成所に近い感じですが、そこから出てきた超-1出身者の手による実話怪談本は、おかげさまで軒並み好評を博しています。
実力がある人が選ばれるというだけではなく、実力を無理矢理伸ばす、伸びた人が着目されるという催しでもあります。
実話怪談を書きたい人、書かずにはおられない人の参加を、今年もお待ちしています。
30秒で理解する超-1
一言で言えば、超-1は作品発表(コンペ)と強化合宿(トレーニング)の場です。
多数応募できるようになった人は、会期終了までに確実に成長します。
- 要するに、超-1とは何をすればいいのか
難しい話を端折ると、以下の通り。
- 体験談を聞く(取材)
↓- 実話怪談を書く(執筆)
↓- 応募する(投稿)
↓- エントリーblogに公開された実話怪談(応募作品)を読む(耽読)
↓- 公開された実話怪談それぞれに点数を付け、感想文を書く(自分のも他人のも)(講評)
↓- (1)〜(5)を会期終了まで繰り返し(永劫)
↓- 結果発表を待つ(我慢)
結果発表後、優秀作を集めて傑作選を刊行。応募された人気作は傑作選に収録され、印税が支払われる。
- また、応募者以外の審査員に求められることは何か
- エントリーblogに公開された実話怪談を読む(耽読)
↓- 公開された実話怪談それぞれに点数を付け、感想文を書く(講評)
審査員に人気があった作品が、傑作選に収録されることになる。
いわば、審査員のバーチャルなおひねりを竹書房が代行して印税払いする、ということ。
気に入った作品を推していただきたい。
- 審査されるとどうなるのか
- 人気のある作品をたくさん書いた応募者は、得点の集計結果に応じてランキングされる
- 人気のある作品は、傑作選に掲載され印税が支払われる
- 傑作選への掲載数が多かった応募者、実行委員会及び協賛社から注目された著者は、恐怖箱著者として正式に新作原稿依頼がある
- 恐怖箱著者の中から、関連各書への共著者及び、単著執筆著者が選抜される
その他、細かい質問は、以下の解説をご覧になるか@cho-1へどうぞ。