トラックボール7台目

トラックボールが調子悪い。どうも、左クリックボタンがバカになりつつあるようで(いつもの壊れ方)、ドラッグができなかったりダブルクリックが効かなかったり。
前回トラックボールを新調したのは2010年の夏。だいたいいつも15〜18カ月は保つはずなので、次の替え時は2011年の冬か2012年初頭だろう……と踏んでいたのだが、今回は1年保ってない。
……なぜだ!?


考えるに、原因は竹の子書房ではないかと思われる。


普通、1〜2カ月に一冊くらいのペースで文庫本を作っているわけなのだが、この半年強は1週間に2〜3冊のペースで電子書籍を作ってきた。1冊辺りの分量は文庫本に直せば20数頁から多くても100頁程度なのだが、作業量が段違いに多い。
「今後、電子書籍の仕事が増えてくるとしたら、従来の紙の仕事よりも仕事量が多くなるのではないか。従来の仕事をしつつ、さらに編集仕事を増やしたとして、自分はどれくらいの作業量増加に耐えられるのか。そしてそれを、長期的に【継続的な習慣】として受け入れられるのか」
つまり、電子書籍時代の自分の作業限界がどのくらいのところにあるのか、というのに興味があるわけなのだが、結果的に「自分が執筆しないで編集を主眼に置くなら」「編集の精度を下げて処理量を増やすなら」という条件付きでやってみたら「案外量はこなせる」というのが見えてきた。自分で書く場合はこうはいかないけど……。
で、どこにガタが来るだろうと思っていたら、その超過作業分を引き受けていた入力装置が真っ先に壊れた、ということであるわけだ。


だいたいトラックボールはいつも左ボタンがバカになる。
これは内部の電子的スイッチを押すための、プラスティック外装側についているスイッチが、摩滅して凹んでしまうためだ。
毎回、外装側のスイッチが凹んで溝になってしまうので、もう少し外装側が頑丈ならいいのにな、と思っていたのだが、今回は外装側ではなくて電子的スイッチ側に溝ができていたorz
外装側の溝については、プラスティック充填剤やパテなどで無理矢理補修ができたが、電子的スイッチ側に溝ができてしまうと、手の打ちようがない。
こりゃ参った。

そういえば最近キーボード側も打ち漏らしというか、タイピングが拾われてないことが偶に起きるようになってきていて、これもスイッチ(キートップの下にある部分)がいよいよいかれてきた、ということなのかもしれない。
キーボードとトラックボールは、PCにアクセスする上で削りようのないインターフェースでもあるわけで、電子書籍作成による作業増が、こんなところに波及してくるとはなあ……。


今後、同様の作業量が続くとすると、今回買い換えるトラックボールは、やはり一年保たない(期間的に2011年8〜10月の間くらい)可能性がある。
こればっかりはなあ。
買い換えるか。