夜の学級会in岩清水さやかさんの個展

あかね書房の「怪異伝説ダレカラキイタ?」シリーズの表紙・挿画を描いていただいている、画家・岩清水さやかさんの個展で、発売されたばかりの怪ダレ最新刊「職員室の怪談」(通巻第六巻)の発売記念フェアを兼ねたイベントとしてトークライブをしてきた。
もう4年近くも怪ダレシリーズを続けているのだが、岩清水さんは実は怪談は大の苦手で、怖い話も余り聞かない。最新刊職員室の怪談の表紙は「職員室に先生のゾンビがぞろぞろいる」というものなのだが、オーダーを受けたとき「ゾンビってなんですか?」というくらいに怖い話を避け続けてきた生粋の怖いモノ苦手さん。
怪ダレ始まってから他社でも怪談絡みの挿絵仕事が増えたそうで、なんかすいません(^^;)

さて、この日のトークライブは「夜の学級会」と称して、怪ダレ執筆陣+αを先生、岩清水さんを生徒として、初めての人のための怪談講義、を交えた怪談会などを。
一時間目は「実話怪談ってナニ?」という割と基本的な定義の話や、オチがなくても変な話、怖いと思える話、みたいな内容をワタクシが。
二時間目は、怪談との向き合い方、取材の仕方みたいなものを交えつつ、深澤夜先生が。
三時間目は、怪談の取材者としてとにかく山のように人と会うということ、などを軸に、神沼三平太先生が。
そして四時間目は、霊感在る本人が怪談を書くケースなどについて、当人が霊感ある(お子さん生まれるまであった)上原尚子先生が。

単に怪談自慢が集まって話を披露する、という怪談会とは違って、それぞれが「怪談を巡るいろいろ」をいろいろな切り口から話しつつ、合間合間で「そういやこんな話があるんですよね」という怪談を差し挟むという、割と新鮮な進行。
放送してないし録画もしてないので、それっきりなんですけどもw

こういうのはライブ感が大事w