親、見舞い、検査手術

老父が、狭心症、或いは重度の心筋梗塞の疑いがある、ということで緊急の検査入院をするという。
予定では月末だったのだが、先だって胸の苦しみを訴えたため、それが繰り上がって今日になった。
検査の後、症状が重度であればそのまま緊急手術になる。
万一の場合、術中死の可能性もありうる。
そういう話が出ていた。
弟達は同居しているからいいとして、たまにしか帰省しない僕などは「あのとき、術前に顔を見ておけば良かった――」などとなるのは、なかなかいい気分しないので、術前に顔を見るべく昨日から帰省。
老父は金曜くらいから既に入院しているということなので、本日は検査付き添いということで、老母とともに病院を術前に見舞いつつ、検査に備えるなど。
病室では、久々に老父母とたっぷりゆっくり話した。
本人は「胸、足がときどき痛む」という以外は案外元気そうで、そこは安心した。


検査後の結果、心臓については梗塞・閉塞はなく、心臓の働きも健康順調ということで、緊急手術の必要なし、となった。
一安心。
ただ、両足の大腿から膝に掛けての血管に閉塞が見られ、こちらは重症なので手術が必要、との診断を受ける。
これはカテーテルを血管に通す結構な長時間(3〜4時間)の手術になるらしく、手術室/医師のまとまった空き時間を探して、6/25にカテーテル手術を行うことになった。


老父は随分前から煙草は止めているが、今回、「もしかしたら狭心症かも」の予備診断を受けた後に酒も止めた。この日の検査手術までの間に既に2週間禁酒しており、このまま完全に断酒、というか卒酒するらしい。
煙草を止めたときは、確かパチンコでカートンで手に入れてきて、まだ1箱くらい、そして1箱目もまだ半分も吸ってないときに、「んじゃあ止めるわ」っていって、全部ゴミ箱につっこんで、そのままぱったり止めるという豪快な止め方をしてた気がする。
今回の断酒、卒酒も、直前にウィスキーを箱買いしてたらしいのだが、そこらへんも恐らくは「もう飲まないから」みたいな止め方になったんだろか。



やんない、と決めたらぱったり止めるっていう、アレは偉いなと思う。