壁にヒビが！

実家は静岡である。
破滅的な地震はないにせよ、震度３〜４クラスの地震は子供時代から酷く頻繁に経験していた。なので、揺れながらラーメンを食うことも可能であるし、地震という現象には比較的耐性というか心構えができていると思っている。
静岡という土地柄は、毎年毎年富士山が噴火するだの東海大地震が起こるだの言われ続けている場所である。実際、大小の地震が起こる要因はあるわけで、伊豆方面から伊豆の「付け根」に当たる箱根周辺くらいまでの地域は地震は珍しくない。
微細地震でエネルギーが放出され続けているのだと思えば、溜め込んだ挙げ句の大地震が起こるより遙かにマシであろうとも思う。
まあ、そんな土地柄なので、防災訓練・避難訓練の類は子供の頃から日常的にたたき込まれてきた。座布団が防災ずきん、とか(笑)
僕の実家周辺にあるコンクリート造りや漆喰壁の建物の多くには、恒常的にヒビが入っていた。子供の頃は手抜き工事なのかとも思っていたが、「地震」と言われて「そっかー」と合点した。
なので地震でひび割れた壁も見慣れた光景の一つであったような気がする。
　
気がするのだが、人の家がそうであるのと自分の家がそうであるのは別問題である。
こないだの地震が直接の原因かどうかわからないが、壁（クロス）がズレて破れ、ひびが入っていることに今日気づいた……＿|￣|○ il||li