鶏鍋と魚二種とおから

今日は朝から雨っぱなしで非常に冷え込んでいるので鍋の日とする。
冷蔵庫の白菜を終わらせたいのと、大根をかたしたいのとで、鶏鍋。
それと、魚を二種食べたい。
そういうわけで、ひとつはかますを塩焼きに。もひとつは鰺を造りにする。
もう少しすると「めじ」のシーズンだったと思うのだが(静岡では春の終わりから初夏の走りだった気がする)、東京では「鮪」の低級な奴に紛れてしまったり、切り身でしか売ってなかったりでなかなか食えない。
「脂の少ないさっぱりした赤身(ピンクっぽい)」というのがメジの身上なのだが、「脂ぎっとりの中トロ大トロ」ばかりが珍重される最近の東京では、赤身は下の下、ましてや年齢の若いメジなんかは鮪の偽物的扱いなんだろうかなー、と思うと悲しい。アレがうまいのに。
 
今年も「1本送れ!」と実家に頼みたいところ。
やっぱ、めじは赤身の王様だよなあ、と思うのだが、なかなか理解されない好みなのだった。