弟はいきなり乗れた

ついでに、弟にオトナのオモチャということでG-Motionを自慢。
「今、一部折れてるとこあるけど乗ってみるか?」
と奨めてみると、3回、5分で、「自力発進(手や肩を借りない)」「左ターン(ナチュラル)」「右ターン」をこなし、しかも遊び場にしてた小さな空き地から弟の自宅まで、くわえ煙草で乗って帰っていった。(200mくらい)
「兄貴。ありがとう。これ置いてってくれ」
やなこった!
それはともかく、オリグメントバーが折れてフロントの支持がなくなってぐらぐらの状態に、初めて乗って乗れる、というのはどういうことなのか。
試しに現在膝を痛めてG-Motionから遠ざかっている家人にも、オリグメントバーが折れたG-Motionに載らせてみたところ、「壊れていない状態より乗りやすく発進が楽」という意外な意見が出た。
G-Motionは発進するときに前輪だけを垂直に起こして、アクセルを開くと同時に後輪も起きてくる。オリグメントバーが生きているとバーの弾性もあって前が起こしにくい。バーが折れて前後が完全に独立した状態になったため、前を起こしやすい=発進がしやすくなった、んじゃないかと思う。
もちろん、ぐらぐらしてスピードは出しにくいと思うが、すぐにターンができるようになったのも、バーがなかったからではないかと思う。
 
また、知る限りで技術的には日本屈指の上達者であるJWCのG-mo氏は3歳からスキーをやっていて、今はモーグルをやってると聞いた。うちの弟は僕と同様スケボーやスノボなどの横向きに乗るスポーツは一切縁がないのだが、やはりスキーを毎年やっている。選手ではないけど自前の板を持っているくらいの腕前。バイクにも乗る。アウトドアな遊びが好きなタイプ。(本業は大型トラックの運転手)
ここでも「スキー」が出てくるわけだが、やっぱりスキー経験者は上達が早いのかも?
 
折ってしまったオリグメントバーは既に注文済み。
だが、折れたオリグメントバーを加工してみようか? とも思っている。
オリグメントバーを外してしまったらそれはそれでぐらぐらして乗りにくいが、後輪側に固定されているオリグメントバーの穴を○から長円型にしてバーの固定部分が「左右は固定されているが、前後にはスライドして可動する状態」にしたら、もしかして初心者にはもっと乗りやすくなるのでは? と思った。
 
弟の家を18:30くらいに辞して、再び実家に戻る。