分解と洗浄

カウル(ボディ)の塗装と折ってしまったオリグメントバーの交換に備えて、G-Motionを分解した。
排気+オイル+河原の細かい土/塵+藁(笑)(乾燥した草)が混じったスラッジのようなものが、カウルの内側やシャシーにぎとぎとにこびりついているため、分解→スチールブラシでそれらをそぎ落としながらパーツをバラしていく。
これまでに何度か自力で分解しているので分解作業そのものはスムーズに進むが、しゃがんでの作業なので腰に来る。
 
僕のG-Motionは初心者友達にトライして貰う機会が多いわけだが、(僕も例外ではなかったが)初めての人は思いきりアクセルを噴かしつつリアタイヤを空転させてしまうことが多いため、右側のバンパー(というか、硬質ゴムのガード部分)は完全に鰹節状になっていた。
これは後で左右入れ替えることにする。
また、リアタイヤの右側が磨り減っていて、左右非対称になっていた。タイヤを正面から見ると、鏡餅の下の段のように歪んでいる。フロントのほうはさほど減っていないので、前後入れ替えた上で左右も入れ替えることにする。
 
オリグメントバーは見事にぽっきりいっている。
もう何度目だ(つД`)
本来は稀にしか折れないというか、僕以外で「折った」という報告をおよそ聞いたことがないので、これはユーザー個人の技量と転倒回数に比例した疲労断絶なのではあるまいかとも思う。
 
ついでにあちこちチェックをしてみたところ、やはりフロントとU字金具の接続部分のゴムダンパーがへたってきていて、ちぎれる寸前までいっている。これも交換すべきか。
 
また、リアタイヤを支える5箇所のローラーの内側がそれなりに減ってきた。
特にリアタイヤ側の一番下のローラーは、削れるどころか砕けて欠けている(つД`)
ローテーションするか、もしくはこれは交換したほうがよいかもしれない。
プラスティックである以上、多少の摩滅は仕方ないか。
 
また、チェーンがそろそろ弛み(伸び)始めている。
弛んだチェーンはカウル右側の内側(チェーンカバーになっている部分)を猛烈に削っているようで、溝ができていた。
これもそろそろバードキャリーの位置を調整すべき時期にきているようだ。
今回、もろもろまとめてやるべきか。
でも、バードキャリーの調整というのはなかなか難しいというか面倒。
ずらす作業そのものは別に難しくないのだが(4箇所ボルトを止めてるだけだし)、右側/内側のボルトを締めるのがなかなか難しいのである(内側のナットを押さえることができず空転してしまうため)。
が、今のたるみ具合を見る限り、少し伸ばさないとまたチェーンが脱落するのではないかと思われる。
 
カウルは外した後、洗車用洗剤で丸洗い。
現在、浴室乾燥で乾燥中なのだが、家人が風呂を使う前に出さなければ。
乾燥後、削れの酷い箇所をヤスリ+サンドペーパーで馴らし。どうせ削れるのでバリだけ撮ることにしてパテ盛りはしない(笑)。
本格的な塗装は明日行う。
 
というわけで、これから交換用パーツを受け取りに行く。