ナポリの窯と自家製ピザ

ストロベリーコーンズと言えばアメリカン・ピザの代名詞(を目指してる)のような宅配ピザ店だが、同じグループから本格イタリアン・ピッツァにターゲットを絞ったブランドとして打ち出してきたのがナポリの窯である。
もともと近所にストロベリーコーンズもあったのだが、最近近所にナポリの窯も出店してきたようなので、ものは試しと注文してみる。
縁はふかふかカリッとして、中央部分は極薄。案外うまい。
ただ、ストロベリーコーンズ系の弱点であるところの、「すでに冷えた状態」または「すぐに冷える」は解決されておらず、薄いところはすぐ冷えてしまう。または、水分を吸ってせっかくのかりかりがぐずぐずへなー、に。非常に残念。次からは、届いたらすぐに網(100均で売ってる魚焼き網)に乗せてしまった方がいいかも。ただ、冷却が早まるので慌てて食わねばならぬ。
 
ピザを自分で焼く習慣ができてから、他人様のピザを試す機会が……逆に却って増えた。
ドゥの加減、ソース、具材その他がいろいろ気になってくるわけで、宅配、イタ飯屋、バーなどピザを扱ってる店ではとりあえず頼んでみる。
僕自身のピザは至極シンプルなもので、ドゥは小麦粉+塩+水だけと、うどんと同じ組成で、イースト+砂糖は使わない。ふかふか系でなくてパリパリ系が好きなため、こうなった。ピザソースについてもいつも常備しているわけではないので、ケチャップ(またはスイート・チリ)+キムチの素を1:1で混ぜたものを代用するが、案外それっぽくなる。チーズ・スプレッドだけは常備しているので問題はない。具材は、そのときどきであるものを使う。
安物のパスタマシンを買ってから、こういった粉モノを作る機会が増えた気がする。
パスタマシンは「生地を延ばす道具」というイメージが強いが、実際には違う。使ってみると気づくことだが、あれは「生地をこねる道具」なのだと思う。実際、厚めにセットした状態で、まとめた生地を何度もローラーに通すと、それだけで生地は滑らかになりきめが細かくなっていく。人力で捏ねるよりも早く、綺麗に仕上がる。
また、オーブンレンジなどがなくてもフライパンでもパリパリのドゥは焼けるし、卵焼き用(だし巻き用)パン+オーブントースターの組み合わせで、ピザの具材側もなかなかいい感じに焼けるし。
 
ピザについては、実は大したことはしてないのだが客にウケがよい。
独男(´A`)な人は覚えといて、千載一遇のチャンスのときに使うべき。