仕事とストレス解消と

僕にとってG-Motionはストレス解消に向いている。
理由はいくつか考えられる。

  1. 普段身体をあまり動かさないの商売なので(机の前に座りっぱなし)、思い切り身体を動かしたくなる。適度な肉体疲労が快感。→G-Motionは全身運動である(結構体力使う)
  2. 普段余り音を立てない商売なので(原稿は静音状態で書くので)、思い切り爆音(笑)を出すのは快感。→G-Motionは結構うるさい
  3. 普段誰にも会わない商売なので(原稿書きは孤独です)、人に注目される(笑)のは快感。→G-Motionは特殊で奇妙で類例のない乗り物なので、衆目を集める
  4. 普段出会いの少ない商売なので(個人作業が多いので世界が広がらない)、見ず知らずの人と接点を持つ機会が増えるのは実利的。→G-Motionは見ず知らずの人が向こうから話しかけてくる(話題になりやすい)ので、コミュニケーション饑餓の解消になる

などなど。
文筆業であるが故に満たされないいくつかのストレスは、G-Motionに乗ることによって逆に全て(というかかなり)解消できるわけである。
1年続いた理由も、二台目を買っちゃった理由(笑)も、なんとなくこれで説明できる気がする。
どんなに仕事が立て込んでいても(むしろ仕事が立て込んでいるからこそ)、時折無性にG-Motionに乗りたくなるのは、単なる逃避衝動というだけではないのだ。これは自浄作用というか自己救済のための手段なのである。
 
と、弁明したところで9/9の話。
G-Motionのディーラーさんに、大阪よみうりテレビからG-Motionを取材したい、という話があったとかで、平日に動ける人に頭数になっていただけないか(ぶっちゃけ)ということで、ちょっとだけ協力してきた。
ディレクター、カメラ、音声、AD、レポーター(女性)という小さい構成の取材クルーの方々に、G-Motionのディーラーの担当氏がインタビューされ、実際に乗ってるところを見せ、さらにレポーターがそれに挑戦する、といった感じの取材を受ける。
先日納車されて依頼、多忙を理由にずっとしまい込まれていたE-TONをブン回してみる機会&ストレス解消ということで、あれこれ乗ってきた(今回は遠乗りはナシ)。
 
E-TONはトルクがやたら太く、パワーバンドが広く、上も結構伸びる。トルクがあるので低速で走ってもバランスが取りやすく、低速からの急加速が可能なので静止に近い状態からでもそこそこのギャップを登り切れる。さらに、上は結構伸び、ATVとの並走で計測したところ速度は34km/hほど出ていた。吸排気はある意味ノーマルに近い(キャブは交換されているが、インテークチャージャーはなく(笑)、チャンバーはX-CANなどを付けないノーマル)の状態で34km/hマークするということは、そのあたりの改良を加えたら確かに40km/hは夢じゃない。04は15〜25km/hくらいであったので、それと比べてもなかなか凄いマシンだと思う。
 
取材クルーもなかなか興味津々の様子であった。
G-Motionについては事前にネットなどで調べていたそうで、「バイクに背負子で担いでくる人がいると聞いて期待していたんですが」とのことだったが、それは僕のことだろうw
撮影地が入間大橋の河川敷だったので(笹目橋までの距離の3倍くらいあってバイクでの移動はなかなかしんどい)、今回はディーラーさんの車に便乗させてもらって運んだので、背負子は持っていかなかったのだ。言ってくれたら背負子だけでも持ってきたのに(笑)
 
てなわけで、収録された内容は2〜4分くらいの「面白そうなものにチャレンジするレポーター」のコーナー(コーナー名聞き忘れました)で放送されるらしい。
番組は大阪よみうりテレビ・日曜夜10:30からの【大阪ほんわかテレビ】。
関西ローカル番組なので、全国放送はされないそうな。
放映日は聞き忘れました(^^;)
 
一日経ってみたが、筋肉痛などは一切ナシ。
僕の身体もそこそここなれてきたようだ。善哉善哉。
 
 
問題はG-Motionにこびりついた入間川河川敷の粘土質の泥を、いつ落とすか、ということ。
乾燥するとカピカピになってまったく落ちなくなるので徹底的に洗車したいのだが、これからラストスパートに入ることを考えると、しばらくは泥付き粘土まみれのまま放置するよりナシ。残念。