いろいろな別れ

実は今回の帰省では、久々に沼津の実家に宿泊した。
初夏に引退/隠居したうちの両親が、今年の12月にはこの家から御殿場にある弟の家で暮らすことになっている。僕の「実家」というのも、御殿場になるわけだ。次に荷物の整理や回収にくるときは、この家は人が泊まれるような蒲団もなくなっているはずだ。
だから、今回の宿泊が「実家で眠る最後の晩」ともなった。
御殿場と千本浜は20〜30kmも離れているわけで、これからはそうそう沼津にくることも少なくなるかもしれない。
寂しいことだ。
 
スズケンの墓ができたら、一度くらいは墓参りをしようと思う。
僕は忘れっぽいので、厭なことはすぐに忘れる。いいこと、楽しいことしか覚えてない。
スズケンとしたバカ話」は覚えていても、「スズケンが死んだこと」をうっかり忘れていたりして、そのせいで墓参も忘れがちになるというポカをやるかもしれないが、そんときは許せ、スズケン