もやし蓮根

このところ、寝酒晩酌多し。
安い純米酒(「京の純米」1280円也、「澤乃井大辛口」2480円也)、いただきものの純米吟醸酒などを利き猪口に2〜4杯ほどやってから寝る。
肴はもやしと蓮根スライスを蒸籠で2分ほど蒸したあと、あら熱を取ってヌクマム+キムチの素(桃屋)で和えたもの。もやし35円として、蓮根代を入れても50円に届かない安肴。これを3〜4日くらいかけてつまみながら酒で漱ぐ。


学生時代+下積み時代、バイト先(そして樋口さんや上原さんと出会った最初の下積み先)の近所に、親の敵のようにもやしを出すラーメン屋があった。ラーメンの上に麺と同量のもやし。テーブルには食べ放題のモヤシ炒め(または、モヤシとカラリと炒めたベーコンを塩胡椒で和えたもの)があったが、麺と同量のもやし(それはもやしラーメンではなく、フツーのラーメンを頼んでもそれだけのもやしが乗っていた)があったため、手を付ける人はそう多くなかった気がする。でもあのもやしもうまかった。
当時、もやし1袋20円、特売で5円の時代。今はもやし一袋35円(西友価格)なわけで、20年でモヤシは20円近くあがったのだなあ、と実感する。
ともあれ、そんなわけでもやしが好き。(安いし)
が、蒸した蓮根もまた美味しい。甘みと粘りが出るし、噛むといつまでもシャリシャリシャリシャリと歯ごたえが楽しめる。
ナンプラーで下味を付け、キムチの素などで和えたもやし蓮根を肴に飲む安い純米酒
ああ、俺って安上がりだなあ、と嘆息したりする。


そういえば、塩鱈が切れているんだった。踏切北側に乾物屋があったハズ。
近いうちに手に入れてこよう。