終日原稿を書く

今日は、超-1周りのデータトラブルを解決。
トラックバック件数が想像していたよりかなり早いピッチで増えていたため、保存件数を見直す。
解決しきれないのは、超-1のサーバ(http://www.chokowa.com/)への過負荷。
これはもう、昨年末に入ったばかりのサーバを専用にでもしない限り解決は難しそう。
過負荷だけに、変身、トウッ!(カフカ*1
というわけにはいかないので、21〜01時台のアクセスは厳しいですよ、ということにしておきたい。

並行して、旧HDDとサブノートから、復活榎へのデータ引っ越しも続く。
ここで、「新データを旧データで上書き」というのをやらかすと、もう泣くしかないので慎重に慎重に。
特に書きかけのデータについては、サブノートからえいやと引っ越しした後、サブノートのデータは「それ以上、追記更新、削除せずに保管」とする。どこで何が役に立つかわからないもんなあ。

原稿書き作業は今週日曜以降、現在進行中の仕事から順に復活榎での作業に移っている。
旧型機と言っても、1.84GHz+1GBメモリマシン。1.1GHz+745MBメモリのノートよりずっと快適。何より、モニタがでかくて近くて(笑)いい。
でも、せっかくだからブルーベリーサプリを飲む習慣は続けようと思う。
健眼目薬のほうは……うーん、やっぱり苦手だ(^^;) 目薬(^^;)


本日は雑事と並行・交互に原稿を書く。
出口の見えないトンネルのような、頂上のない山を登るような作業がずっと続いてきたが、それでもスケジュールは見えてきた。
終わりのない仕事はない。いつか必ず終わりは来る。


今の仕事をやっていて気づいたことがある。
僕は仕事をしているときの姿をほとんどの人に見せない(僕が原稿を書いている姿を見たことがある人はかなり少ないはずだ)。これは単に「人がいると気が散るから」というのと、「書いている姿を見られたくないから」という話。
書いている最中の自分は、けっこうこっぱずかしいのであったりするわけで。
書けなくて悩んでいるときなんかは、一人でどーんと落ち込んだりもしているわけで。
口を開くと愚痴しか出ないので、落ち込んでるときは人に会わないし口も聞かない。
だから、人と会うとき(会える状態のとき)の自分は、自分ではっきりそうとわかるほどハイになっている。テンションも高い。
書いている最中、特にプロットを作っているときはとんでもなくテンションが低く、ブルーで、スーパーネガティブ思考になっている。ということに、今までは気づかなかったのである。一人でやってたから。
が、自分の仕事をチェックする人とやりとりしたり、打ち合わせをしたりしながらやっていると、自分がとんでもなく暗く、悲観的な人間だということを知った。
これは、たぶん書いてる題材がそうだからなのではないか、と思う。
漫画家さん、作家さんなどで、楽しい話を書いているときは顔が笑っていて、怒りのシーンでは顔が怒っているという話を聞いたことがあるかもしれない。
怪談を書いているとどうなるかというと、どんどん陰鬱になってくる。
きっと、書いている最中の僕がいちばん「あっち」に近い顔をしてるのではあるまいか。


とまあ、仕事中の愚痴・ぼやきは仕方ないとしても、終わった後に愚痴をたれないで済むように取り組みたい所存。
今日もぎりぎりまで書く。

*1:その昔、「超」怖い話二代目編著者の樋口明雄さんが、まだ一介の事務所の片隅でお仕事をされていた頃、「ダジャレというのは、作家にとって屁のようなものなのだ。いろいろな情報を仕入れ、それを肥やしに原稿を書くのが作家だが、いろいろ飲み込みすぎると腹によけいなガスがたまってくる。それを仕事の原稿に書くわけにはいかないから、ゲップやオナラをするようにダジャレを吐き出すのだ」というようなことを言っては、しばしばダジャレを連発していました。今、ようやくその気持ちがわかるようになりました。