乗車型ロボット

というと思い出されるのは、昨年出たランドストーカーウォーカーですが。
早大理工と九州のベンチャー企業が、「車椅子の代わりを目指す乗車型ロボット」の開発に成功した模様。農業機器から出発したランドウォーカーよりもっとちっちゃいですね。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/04/27/k20060426000147.html
うわー。


ダイス船長を連想しますた。


この前の、ラバ型四脚ロボットの軽快性に比べると、やはりまだ「そろりそろり」という感じが否めない二足歩行ロボットなのだが、今回の乗車型はこれまでのASIMO系列の歩行システム(人間の動きを再現するもの)ではなく、どちらかというとラバ型に近い足運びのような気がする。いや、あれほど「えっほえっほ」と動く訳じゃないんだけど、関節の使い方とか、そういう。
開発に当たった教授も「歩行システムを見直し」みたいなこと言ってるし。

ともあれ、「転倒しないようにバランスを取るシステム」というハードルは越えつつあるようで、これからは「転倒しそうになったときに踏みこたえるシステム」「もっと早く重心移動をさせる」というのがテーマになっていくような。

夢は「階段を凄い勢いで駆け下り、バナナの皮を踏んで滑っても転ばず、食パンを銜えたまま横丁で男子生徒にぶつかっても転ばない」あたりだろうか。


PS.
そういえば、韓国からも初の「商用動物型ロボット」が出たらしい。
名前は「ジェニボ」。メーカーは「ダサテック」。
当初、2ちゃんねるで見かけたので、なんてあからさまな釣りなんだ!
と思ってソースを見に行ったら、
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=652006042700400
ホントにジェニボでホントにダサテックだった。
http://www.dasatech.com/

ジェニボはアイボクローンっていう感じなのだが、改めて考えてみるとあの手のロボットって大阪万博の頃からあったなあ。(案内してくれるとか、まゆ毛が動いて表情を、とか……)