今夜の朝昼晩夜食
最近、午後から夕方に寝て宵の口から夜に掛けて起きて仕事する生活。
そんなわけで目覚めてからの一食目(にして、グリコーゲン完全燃焼後の一食目)は、素麺。
付け合わせは小松菜、薬味は茗荷で。
子供の頃、茗荷って特に好きだったわけでもなくて(というかむしろ嫌いだった)、晩飯のおかずの汁物に茗荷と卵のすまし汁とか出るたびに、なんとかかき玉だけ食って茗荷を残そうといういじましい努力をしていた記憶がある。
が、最近は冷や奴や素麺には刻み茗荷がなきゃ厭だ、というくらいに嗜好が変わってきた。酒飲むようになったからかなあ、と思う。
茗荷といえば「食べると忘れっぽくなる」という俗説があって、大金を持った旅人に「この辺は茗荷の産地でして」と山ほど食わせて追いはぎというか置き引きを図ろうとした宿屋の夫婦が、結局自分たちが宿賃をもらうのを忘れてしまって、という民話だったか落語があった気がする。タイトルは確か「茗荷の宿」。細かいところを覚えていないのはきっと茗荷を食べたから。
今でも「茗荷を丸ごとそのまま生で食え」と言われたら遠慮すると思うんだけど(^^;)、その昔食べたあの茗荷とかき玉のすまし汁に入ってた茗荷も、実はうまかったんじゃないのかなあ、と今更ながら疑っている。
今度自分で作ってみるか。
といったところで、「原作」を半分片づけたので、「集計」に戻る所存。