お祓いは流れたらしい
本当は、今日はお祓いに行く予定だった。
先週くらいの打ち合わせで、「来週末にお祓い行きましょう!」と念を押されていたのである。
例の、鎖骨骨折&謎の背中痛&……と「何か」があったらしい編集部からのリクエストによるもの。
が、どうやら出席予定者のスケジュールが合わないらしくて、今週は流れたらしい。
そういえば、「超」怖い話チームが、樋口さん、夢明さん、僕の3人だった頃、お祓いになだれ式に行かなくなっちゃったのも、「三人がそれぞれに忙しくなり始めて予定が合わない」からだったなー、ということを懐かしく思い出す。
お祓いって、本当に「行きましょう。いや、何がなんでも行きましょう」というときって、必要性を感じる人が死ぬ気で調整(笑)に走ってるか、「僕等二人だけでいいですから!」と最小単位で抜け駆けするか「加藤さん、終わってから酒飲みましょう!」という余録をちらつかせるとか、そういうことでもしないとなかなか実現しないのである。
「いやー、僕は行かなくてもいいんですけど」
と嘯きつつ、行かなくていいというより大人数になればなるほど「行くに行けなくなる」という。
そのうちに、「各自で行くように」とかお達しが来て、加えて「はいはい、行きました行きました」と言いながら行ってないとか、「そのうち、近いうちに行っておきます」といいながらやっぱり行かないとか(笑)、そういう人が出て、うやむやになるのである。
で、忘れたころにドカーンときて、みんなで青くなってアクロバティックなスケジュール調整をやってのけたり。それ最初にせえよ、と思ったりするのだが、やっぱり「何か」があってみてからでないと、お祓いというか無事を祈願するという方向に人は動かないものなのであるなあ、というお話。
そういうわけで、そろそろ「超」怖い話Θに集中する予定。
(平行して超-1の著者推薦を受け付けつつ、最終審査も)
そうだ。御神酒頂戴をしなければ。
新しい酒瓶開けなければ。
うちには神棚はないけど、チャージ済みの氏神さんに怪談を始めるときは「新しい酒」と「塩」を供えてみたりなんかしている。気休めに。というか、僕も神様も「飲む理由」を欲して(^^;)
御神酒用のちっこい酒器ではなく、以前、小沢酒造に蔵見学に行ったときに手に入れた蛇の目の利き猪口に御神酒を、そして肴ということで塩なんかを。米は供えてません。そんなの食ったら酒飲めないじゃん。ねえ、神様。
ときどき、「乾きものと塩からとチーズ」なんかを供えるべきかどうか悩むときがあるのだが、続かないのでとりあえず酒・塩で今後もよろしく。神様。