見本出来

D3Pの担当編集さんから、「『おまえら行くな!』の見本が出来ましたんで送ります」との連絡をいただく。おお。ついに。2年(いや、3年)越しの。
ここんところ、発売からかなり経ってから献本分をいただくことが多いんで、見本というのは発売前にもらえるものだということをすっかり忘れていた自分に気付く。
今日来ました、今送りますってことは、月末にはきちんと発売されること確定ということである。
この本は、北野誠さんのファンの方も読まれるだろうし、もしかしたら加藤一ファン(いれば)も手に取って頂くことがあるかもしれないが、実を言うと新耳袋の読者の方にご一読願ってみたかったりもする。
新耳読者の方が読んだら、たぶん『ニヤリ』とするのかもなー、と*1
ひとつの体験談を様々な視点から見る、再現するという試みは、実際のところなかなかおもしろかった。先に出ているものと比べられてしまうのでそのあたり緊張するし恐縮でもあるのだが、北野さんの語りや雰囲気を殺さぬよう、なおかつさらなる臨場感をうまいこと演出できている、と受け取って頂ければ、コラボ本執筆担当としては僥倖である。拙いなりに頑張りましたということでお許しいただきたいところ。


そういえば、そろそろ「超」怖い話TV版DVD-BOXの発売も近い。
その一週間後くらいに『おまえら行くな!』も発売になる。公式サイトのほうも更新しなくちゃなー、と思いつつ。

*1:もちろん、ニヤリどころか「なんだこの酷い出来は!」と叱られちゃったらどうしよう(((( ;゚Д゚) という気持ちのほうが強かったりで、戦々恐々なのだが……同じ体験者から材を得て別の怪談を書き起こすという一種のインスパイアみたいな試みと言えないこともない。僕の関わる実話怪談は、なんかいつもセオリーの外にあるものばっかりのような(^^;)