トレーラーの進捗

T3L型の本体はほぼ完成した。
T5型の本体は、ヒッチ部分を除いて完成した。
G-Motion本体のヒッチを取り付けるマウント部分も完成した。

残りはヒッチ部分。


T3型がなぜ失敗したかと言えば、結構重大な問題としてG-Motion本体との接続方法に難点があったのではないか、とも思われる。
横転したのは高重心、車軸が狭かった、などももちろんあったのだが、G-Motion本体とのジョイントがCカン(カラビナのようなもの)で固定されていた点が大きい。
というか、本体側とT3型のアームの双方にデンデンボルトを付け、それをCカンで繋いでいた。
これだと、ピッチ・ヨー・ロールの全ての動きに対応できる、という目論見だった。
G-Motionが障害物を乗り越えたりする上下動の動きに付いていかなければならないので、ピッチの自由度はなければまずい。また、G-Motionの動きに追随していかなければならないので、ある程度のヨーも必要だ。
が、Cカンで繋ぐ方法だと、必要以上にロールの自由度が高くなってしまう。このロールの自由度が高すぎた結果、T3型は横転したのだと思われる。というか、した。
ロールの許容角度は、T3L型の場合で左右に15度ずつ以内。T5型の場合はトレーラーがG-Motionが曲がるときに一緒にバンクするので、ロールの許容度はゼロでもいい。


今回T3LとT5のコンセプトの違うトレーラーを二台同時に進めている。T3Lはトレーラー本体はバンクしない。T5はトレーラー本体がバンクする。
で、マウントは双方兼用にしたいので、ヒッチ部分のみ付け替えて行けるようにできんかな。
ということで、当面はヒッチの改良をあれこれ考えたい。
ピッチとヨーとロールのそれぞれに対応してるという意味では、トレーラーハウスやボート/バイクトレーラーなんかのヒッチボール・ヒッチメンバーの構造って良くできてるなあと思う。


可能ならバイクでG-Motionを積んだトレーラーを牽きたいくらいなのだが、原付と違って250ccのバイクでトレーラーを牽くとなると、トレーラーは軽車両登録をしないといけないとかブレーキとランプが必要とかナンバーが要るとか、いろいろ面倒。そもそもFZR側にトレーラーを牽くためのヒッチを付けなければならないのだが、これがまた面倒。(そういうものも製品としてあるにはあるのだが、ン十万もする(´・ω・`)。ン万のものもあるが、それはカブ用だし)


というわけで、また悶々と考えたいところ。
あああ、大きいホームセンターかハンズ行って部品漁りしたいのう。
当面は脳内CAD(笑)で試行錯誤。