Wiiリモコン充電クレイドル

Wiiリモコンの電池用のフタと一体化した充電池を使い、充電は専用クレイドルに乗せるだけ、という商品が出るらしい。電源はUSBポートから取るらしい。
http://japanese.engadget.com/2006/12/19/wii-power-station/
19.97ユーロ。2007/1/26発売らしい。
むー。これはかなり欲しい。
個人輸入で買うべき*1、マックスギア*2が取り扱うのを待つべきか。


Wiiに限った話ではないけど、ゲーム機というのは「遊ばないときにどうしておくか」が結構問われる存在であると思う。昔で言えば、「遊んだらきちんと片づけなさい!」というアレ。
躾の問題もあるけど、DSなど携帯ゲーム機のように製品そのものの小型化が進んでくると、ソフトや本体をなくしたり、片づけないが故に踏んで壊したりという事態も出てきかねない。
PS2以前のゲームはコントローラーが有線だったため、なくすことこそないものの、引っ張り出すのも片づけるのも面倒だった。だからこそ、「ゲームラック」とか「ゲーム収納ケース」なんていう製品が成り立ったのだとも思う。


Wiiは本体据え置きかつコントローラーはワイヤレスになって、ケーブルぐねぐねの不快感は解消されたものの、携帯ゲームや家庭用テレビリモコン同様の「遊んだ後、どこに片づけるか」問題を抱えることになっていくと思う。
テレビリモコンは、ビデオ、CSチューナーなどとの一体化によって、省スペース方向に進んでいったが、今のところWiiリモコンがテレビのオンオフ、HDDレコーダーのオンオフをやってくれる機能を積み込む方向に行く気配はない。(サードパーティが出す可能性もちょっと考えたけど、WiiWiiリモコンそのものが本体みたいなもんで、姿勢制御・加速度などの各種センサーが内蔵されたWiiリモコンのクローンを、サードパーティが出すというのはちょっと考えにくい。任天堂Wiiリモコンにそういう機能を持たせる可能性のほうがまだありそう。
そうなると、家庭用テレビリモコンがそうであるように、「常にテーブルのどこかにWiiリモコンが放り出されている」という乱雑な状態に置かれ、これがまた片づけ好き躾好きの人からは敬遠される原因になりかねない。


DS/DS LitePSPなどについて言えば、標準では充電用ACアダプタを直接差し込むことで充電する=充電することが規定の場所に戻させるということに繋がるのだが、僕が愛用している充電スタンドのように、「遊び終わって、使わないときは、そこに戻す」という習慣を付けさせるような品物がある。PSPは映像を見る機会が多い機械なので、クレイドルに乗せる人が多いようだ。

WiiとDSは、子供に遊ばせる、家族(非ゲームユーザー)の敵にならない、ということを目指しているのであるとしたら、「置かせる」「遊ばせる」の他に、「使わないときにはきちんとしまわせる(そして、すぐに取り出しやすい)」というところに気を配った製品をサードパーティが出していけば、それなりに売れるんじゃないかという気もする。
躾もそうだけど、どんなジャンルにも片づけ魔はいる。
このWiiリモコン充電クレイドルは、そういう一定数以上いる需要に確実に応えると思う。


んー、欲しい。

*1:個人輸入可能かどうかを試みたところ、イギリス&EUでのみ購入可能、ということであった。残念。

*2:輸入周辺機器がいつも早いマックスギアhttp://maxgear.info/ は、リニューアルのため閉鎖中であったorz