今回の応募者

超-1は、「誰がどれを書いているか」「誰が参加しているか」については伏せることになっています。
このため、全ての作品公開と講評と結果発表が終わるまでは、「誰が参加していた」すらわからないわけで、その人のそれまでの作品評価の蓄積や別の作品で得た功績による肩書きが、応募作品に一切反映されません。正に、実内容だけが評価の対象となるわけです。
ぶっちゃけて言ってしまえば、昨年参加組のうちの何人かは今年も早い段階から顔を出し始めていますし、今回から参加の新顔もかなりいます。ペンネームを変えて、昨年の実績をリセットして掛かってきてる人もいますね。応募者名が明らかになるのは大会終了後ですが、講評で名前が出ることを考えて変えてきている人もいるかもしれません。


また、講評をせずに息を潜めて読み込むのに徹している人も相当いるようです。
どう盛り上がっているか、思いもがけない参加者がいるか、いないのか(笑)についても、全てが終わってみるまでは明かせないわけです。

全ての集計を終え、結果発表が行われる7月くらいまでの約半年、応募者単位でどういったデッドヒートになっているのかについては実行委員会のごく一部以外は誰も知り得ないことになります。


それにしても、まだ始まって二週間も経っていない序盤も序盤大序盤だというのに、公開待機作を含めた総応募数が、前回の10%に近付いてきました。
まさかと思いますけど、このペースのままずっと行くんでしょうか( Д )

数字で見てみましょう。
昨年の超-1/2006では、公開開始から11日目(2006/2/22公開開始)の段階で、公開済み作品数は33話でした。
今回の超-1/2007では、公開開始から11日目(2007/2/2公開開始)の段階で、公開済み作品数は40話。すでに昨年より7話多いわけですね。
超-1/2006では、100話を突破したのは公開開始から一ヵ月目の2006/3/22でした。100話目は怪コレクションVol.2にも収録された「バリ島みやげ」。
昨年と同じペースなら、今年の100話目は2007/3/2あたり。それより早いペースで進むとすると、もしかすると開始から一ヵ月以内で一里塚を通過する可能性があるかもしれません。


情念で書き、感性で読み、信念で講評する超-1ですが、数字やデータという側面から楽しむことができるのもまた超-1の醍醐味です。
昨年同様、途中経過の間の講評点数も全て透明化されています。
扱うものがものだけに数字だけで全てが説明できるわけではありませんが、超-1は機会と場とデータを提供します。そこからいろいろな楽しみ方を開発していただければ幸いです。