怪歴

「超」怖い話冬班は「怪談を読むには一番不向きな季節」に怪談本を出し、かつ売れねばならないという、南極越冬隊のような過酷な冬を抜けてようやく一息……つけてない(^^;)
今年から夏の「超」怖い話は夢明さんの担当になるので、僕は夏は手が空くことになる。
と思っていたら、そうは問屋が卸さないのだった(^^;)
何しろ怪談の旬は夏ですから。
僕は僕で今年の夏の新刊に向けた追い込みに入っている。
6月発売の「おまえら行くな2(仮)」の〆切が4月末(当初予定)ということで、ずいずいと原稿を進めている真っ最中なのだが、如何せん機材トラブルその他の事情もあって、4/1に書き始めるはずの原稿に手を付けられたのは、4/11になってから。実に10日も押してしまっているorz
今日の時点でもうじき半分くらい、というところまで来ているので、ぎりぎりで4/30に終わるか、GWに入っちゃうか、といったところ。頑張らねば。


今年の冬の「超」怖い話から、新共著者に加わった久田樹生氏・松村進吉氏。
昨年の超-1/2006を勝ち抜いた選抜精鋭であるわけなのだが、その久田樹生氏による全編新取材新規書き起こしの実話怪談集「超」怖い話 怪歴が、こちらも6月に発売の運びとなる。
現在、久田氏は順調に原稿を仕上げつつ、追加取材に翻弄されている様子。
「超」怖い話Iを終え、今年の超-1/2007にも出品せず、次の冬まで他にすることもなく……というようにのんびりはさせてくれないのだった(笑)


ところでこの2冊、発売日はほぼ同時期、〆切もいずれも4月末(目標)なのだが、その後の進行が結構違う。
おまえら行くな2は編集さんがばっちり付いているので(笑)、なんと僕は組版も編集もしなくていいのだ!!<それが普通です
もちろんゲラは読みますが。


一方、「超」怖い話 怪歴のほうはというと、4月末、僕がおまえら行くな2の原稿をアップするのと同時に草稿をあげてもらって、5月からは原稿を手直ししつつ煮詰め直していくという組版作業とは別の「本来的な意味」での編集作業が始まる。じっくり時間を掛けてよく研磨した後、いつもの組版作業と相成るわけだ。
つまり、怪歴では僕は久々に編集者に専念することになる。
それが終わるとすぐに超-1の集計と、次の怪コレ(仮)の選別編集作業に入ることに。




今年のGWはもはやかなり怪しくなってきました(´Д`)ノ
今年は夏休みあるかなあ(´Д`)ノ