本日も仕事

特に書くほどのこともなし(´・ω・`)
仕事は順調ですよー、と念押し>誰に向かってかは内緒(笑)
初めてお仕事する人から見ると、やはり「どの程度の進行、日程、クオリティ」で上がってくるかわからなかったりするらしい。
クオリティは過去の仕事から類推していただけるが、早さ(要するに〆切をちゃんと守るかどうか)については、実際やってみないとわからないから、心配なのだろうと思う。
僕もかつては雑誌編集として、ジッと黙って原稿をいただく側だったのでよくわかる(笑)
実際のとこ、「このくらい進んでいる」「このくらい遅れが出る」「遅れは出るが、このくらいで収まる」というような進行の程度は、数をこなしていると段々把握できるようになってくる。
これはどんな仕事でも同じで、文章を書く仕事も例外ではない。
売文的仕事をしていて、クリエイティブな作業だと思うことはあまりないのだけれど(それはたぶん、僕がオーダーに従って文章を書く「文章工場」型の書き手だからかもしれないが)、やはり何はともあれ僕にとって大切なのは、

  1. 納期厳守
  2. 分量厳守
  3. 品質厳守
  4. 歩留まり

であるように思う。
歩留まりと言う言葉はこの場合あまり適切ではないかもしれないけど、「直しが少ない(品質の安定)、無駄がない(作業的な高効率化)」という意味で言うなら、歩留まりの良さというのはモノカキに取っても重要な要素かもしれない。

不思議なもので、とにかく〆切に間に合うように一生懸命書くと、筆が速くなる。
筆が速くなると、量を書けるようになるので、多めのオーダーにも対応できる。
量を書くようになると、繰り返し似た表現や似たシチュエーションの描写をする機会が増えるのだが、これを如何に似たような言葉を使わずに書き分けるかを考えるようになる。というより、考えざるを得ない。その結果、ボキャブラリが増える。というより、増やさざるを得ない。
ボキャブラリが増えて、筆が速く、量をこなして場数を踏むということになると、厭でも品質は安定してくる。歩留まりもよくなる。
そうして安定した足場を築いた上で、それまでやらなかった、またはやれなかったことを上積みする。足腰がしっかりできてくると、多少アクロバティックなことをやっても、なんとかバランスを保てる。
体操競技なんかと同じで、基本を徹底的に繰り返しやり込んでいればこそ、新技にも挑戦できるというものだ。(挑戦したからと言ってすぐに成功するとは限らないんだけど(^^;))


そういったわけで、とにかく書く、たくさん書く、というのが結果的には一番の鍛錬になるような気がする。
要するに僕は書く以外はどうやって生きていけばいいかわからない人間なので、やっぱり書くしかない。(たくさん書いてこそ気付く、自分の悪癖というのもあるし)


そういうわけで、本日もたくさん書きました。
明日も書くでしょう。