にょ〜〜〜あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛

原稿を書いているとき、オノマトペ(擬音)を書く機会はしばしばあるのだけれど、だいたい頭の中で定型化したものを書いている気がする。
例えば、泣き声を「えーん、えーん」「しくしく」と書いたり、怒っているときの声を「ぷんぷん」と書いたりするようなあれ。
無意識の声のテンプレという奴だけど、実際に「えーんえーん」「しくしく」「ぷんぷん」と声に出している人は、滅多にお目に掛かれない。というかいないと思う。気絶してた人が目を覚ますときの第一声「ううーん」なんてのもそうだ。怖いモノを見たときの悲鳴の「キャアアア」は、まだ言いそうだけど、実際にそう言う怖いシチュエーションに出会ったら「きゃー」どころか息を呑むんじゃないだろうか。
でも、くしゃみの「はくしょん」と実際に言う人はいそうだ。それぞれにローカライズされてバリエーションは多そうな気もする。


というわけで、自分の出す無意識の声を改めて意識してみた。
無意識の声というのは、「欠伸」「くしゃみ」など、言語として発声しているのではなくて、鳴き声として自分が発している音声の意味。

標題にあるのは仕事の合間に伸びをするときに出している音なのだが。
「にょ〜〜〜あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜」
確かにそう言ってた。
湯船につかるときの第一声は、
「うぇーい」
くしゃみのときは、
「へぷしゃ」
だった。40を目前にしたヲッサンとは思えない案外かわゆいくしゃみであることに愕然とする。が、その後に「うぃー」と付く。
「へぷしゃ。うぃー」これで一セットで、ああ、年相応でいいな、とホッとする。


そういえば上原さんのくしゃみがなんか凄く特徴的だったような朧気な記憶がある。「へくちーん」って感じで。アレは加齢とともに変化したりするものなのか。
今後一層の研究が必要なような。