今年の梅酒
リーズナブルな南高梅(要するに、若干傷がある)が出ていたので買ってきてあったのだが、うだうだしている間にどんどん熟れてきて、だんだん柔らかくなってきた(^^;)
プラムのような甘い香りが最高に美味そうな感じなのだが、これ以上放置しておくと梅酒にする前に腐ってしまうので、思い切って漬けてしまった。
材料は梅1kg、氷砂糖1kg、ホワイトリカー1.8Lで、特に変わったことはしてないと思うんだけど、一応作り方のおさらい。
- 梅を洗う。ボウルに流水を流しつつ、表面の汚れを取る。
- 竹串でヘタの部分をひとつひとつほじくりだし、そこに詰まっているゴミの類もよく流す。
- キッチンペーパーでひとつずつ丁寧に拭いて、表面やヘタをはずした後のくぼみに水が残らないようにする。
- 金物のおろし金の上でごろごろやって、梅の表面に細かい穴をたくさん開ける。梅が熟れてやわらかくなっている場合は、思い切ってザリザリと表面を軽く削ってもいい。
- ざりざりごろごろやったそばから、洗ってよく乾燥させておいた梅酒瓶に放り込んでいく。とにかく余剰水分を残さないこと。
- 全部瓶に放り込んだら、梅の上から氷砂糖。一粒頂戴して美味しい梅酒になるようにお祈り。
- ホワイトリカーを氷砂糖の上から注ぐ。同じ分量のスイートブランデーなどでも、手順は同じ。
- 種類、漬け込み日を書いたシールまたはガムテの上に日付を書いて、ぺたん。
- 台所のシンクの下とか、寝室のクローゼットの奥とか、できるだけ普段目に付かないような場所にしまい込んで終了。
少なくとも4年以上は寝かせておくこと。1年目はホワイトリカーがとげとげして美味しくない。4年すぎたくらいからが美味しいと思う。
スリーパーに仕立てるために、梅酒を美味しく造るコツというのはモズのはやにえに学べつーか……要するに、梅酒造りは忘れっぽい人に向いているのではないかと思う。
僕にぴったり。