続おま見本と怪歴

本日、続おまえら行くな。の見本が到着。
いよいよ今週末発売ということで、今年は発売前に見本が届くのが連続し(ry*1
かなり微妙なグラデを試してみたが思ってたより綺麗に出た。
この手は使えるかも。勉強になりました。次に活かそう。


続おま、怪歴ともに発売日は今週末の15日。
あと4日、ヘタすると早売り書店には明日か明後日くらいには出回り始める、のだが。
続おまえら行くな。未だにAmazonに登録されてませんorz
まだか。まだなのか。
案外早く登録されてた怪歴は、今し方見たら予約のみで
Amazon.co.jp ランキング: 本で598位
とのこと。
わー。すげー。


……いやそうじゃなくて、続おま! 続おま!(笑)



しかし、怪歴。
右も左も海のものとも山のものとも付かない新人に、ここまでのご期待を頂戴し感激感謝です。
でも、期待が大きいだけに、読者の皆様の見る目もシビアになるのだと思います。
たぶん、初単著なのに「超」怖い話の歴代著者、例えば夢明さんあたりと比較されちゃうわけですよ。「超」怖い話の読者は、それぞれが気に入っている歴代著者、「超」怖い話を率いてきた著者と、まだヘソの緒を引き摺り尻尾も湿ってるような新人を、「それに比べて!」と見比べちゃうわけですよ。
いや、別に甘く見てくれということではなく(笑)、むしろどんどん比べてやっていただきたいなと。
超-1というチャンスを獲得してここまで来た覇者であるわけで、やはり厳しく期待されるのは当然と言えば当然ですからね。


とは言っても、もうやるべきことはやり尽くしてしまったわけで、俎板の上でジッとしているしかない、この発売前の期間。なんともイヤ〜なものなんですよね(^^;)
久田君の場合、昨年の怪コレで、この冬の「超」怖い話Ιで、少なくとも2回以上はこの「手は尽くした。が、まだ結果は出ない」というのを彼も経験しているわけですが、怪コレは「大勢の中の一人」だったし、「超」怖い話Ιも「新人著者の一人」でした。
でも今度は、表紙や背表紙には自分の名前しか載らず、内容の全てについて手を尽くし、一人で書いた本となるわけです。その栄誉も責任も賞賛も批判も、すべてが「著者」に帰するという、この緊張。
きっとたまらんことでしょう。
「全然ヘーキ」と口では言ってみても、ジェットコースターが最高点から滑り落ちるあの直前のような、肛門がキュッと縮み上がるような、「やっぱ、ごめん!」と誰かに謝って飛び降りたくなるような、そういう気分にあるんじゃないかと予想します。


いやあ、大変ですね(棒


超-1の著者推薦は明日、6/13まで。
超-1著者の皆様に今年もお願いしている最後の質問は、6/15まで。
その日、昨年の覇者が成果を書店の棚先に並べる、と。


後は著者の実力と、実績とでどこまでがんばれるか。
読者の皆様の声の他は何の後添えもなく、実績だけで命を繋いできた「超」怖い話です。
何度も死んでは蘇り、頼みの綱の出版社にも「売れなきゃ次はないです」と言われ続けた「超」怖い話です。
その後継者の一人であるからには、同じ条件下での実績で示してもらわないことには。


怪歴、売れるかな。
売れるといいな。

*1:それが普通です。